特許

J-GLOBAL ID：200903078013583085

レンズ装置における光学素子位置検出装置

発明者： 宮野 正明 ,  川崎 豊年 ,  田坂 吉弘
出願人/特許権者： ミノルタ株式会社
代理人 (1件)： 貞重 和生
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-185219
公開番号（公開出願番号）：特開平8-029660
出願日： 1994年07月15日
公開日（公表日）： 1996年02月02日
要約：

【要約】【目的】 レンズ装置内部の移動可能な光学素子の位置検出装置を提供する。【構成】 レンズ外筒11の内部にレンズL2 を保持するレンズ保持枠13が配置され、その下方に延びた接触部材13bは駆動軸14と摩擦結合している。緩やかな立ち上がり部とこれに続く急速な立ち下がり部からなる波形の駆動パルスを圧電素子15に印加することで、保持枠13を光軸方向に移動する。駆動軸14を着磁ロツドと兼用し、保持枠13上に着磁ロツド14に近接して磁気抵抗素子18を配置して強磁性体薄膜磁気抵抗素子式位置センサ(MRセンサ)を構成し、その検出信号から保持枠13上のレンズL2 の位置情報を得る。着磁ロツドを駆動部材と兼用、或いは着磁ロツドを案内部材と兼用することで、着磁ロツドと磁気抵抗素子との間隔が一定に保たれるので、検出誤差が発生しない。

請求項（抜粋）：

レンズ装置を構成する光学素子と、電気-機械変換素子と、光軸方向に配置され且つ前記電気-機械変換素子に結合して電気-機械変換素子と共に変位する駆動部材と、前記光学素子に固着結合され且つ前記駆動部材に摩擦結合した被駆動部材から構成される駆動機構と、光軸方向に配置され且つ所定間隔で着磁された着磁ロツドと前記被駆動部材に固定され且つ着磁ロツドに接近して配置された磁気抵抗素子からなる位置センサとを備え、前記駆動機構により移動した光学素子の位置を前記位置センサで検出することを特徴とするレンズ装置における光学素子位置検出装置。

IPC (3件)：

G02B 7/04 ,  G01B 7/00 ,  G01D 5/245

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 圧電アクチュエータを用いた駆動機構
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-274190   出願人：ミノルタカメラ株式会社
• レンズ鏡筒
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-181759   出願人：キヤノン株式会社
• 磁気式エンコーダ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-117052   出願人：株式会社日本オートメーション, 東北特殊鋼株式会社
• 特開平2-036312