特許
J-GLOBAL ID:200903078062882551

耐パワーシグニチャーアタック暗号法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-578723
公開番号(公開出願番号):特表2002-528771
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2002年09月03日
要約:
【要約】本発明は、体上に定義された楕円曲線上の点Pの倍数kを算出する方法であって、以下のステップを含む。すなわち、上記ナンバーkを二進ベクトルkI として表し、点P1 およびP2 の順序対を形成し、点P1 およびP2 は最大でPだけ異なり、そして、順次各ビット列ki を選択し、上記ki のそれぞれに対して、ki が0のとき、点P1 ′、P2 ′の新しいセットを算出し、一番目の点P1 を二倍算することによって上記点P1 ′を得、そしてP1 およびP2 を加算することによって上記点P2 ′を得る。あるいは、ki が1のとき、点P1 ′、P2 ′の新しいセットを演算し、二番目の点P2 を二倍算することによって、上記点P2 ′を得、そして点P1 およびP2 を加算することによって上記点P1 ′を得る。それによって、上記二倍算あるいは加算が、常に上記ビット列bi のそれぞれに対して同じ順序で実行され、これにより、この方法におけるタイミングアタックを極力減少させることができる。本発明の実施形態は、乗算可能な群および加算可能な群の両方に適用される。
請求項(抜粋):
体上に定義された楕円曲線上の点Pの倍数kを算出する方法であって、 a)ナンバーkを二進ベクトルki として表し; b)点P1 およびP2 の順序対を形成し、点P1 およびP2 は最大でPだけ異なり;そして、 c)順次上記各ビット列ki を選択し、上記ki のそれぞれに対して; i)ki が0のとき、一番目の点P1 を二倍算して点P1 ′を得;そしてP1 およびP2 を加算して点P2 ′を得ることにより、点P1 ′、P2 ′の新しいセットを算出し; あるいは、 ii)ki が1のとき、二番目の点P2 を二倍算して点P2 ′を得;そして点P1 およびP2 を加算して点P1 ′を生成することによって、点P1 ′、P2 ′の新しいセットを算出するステップを含み、それによって、上記二倍算あるいは加算が、常に上記ビット列bi の各々に対して同じ順序で実行され、これにより本方法におけるタイミングアタックを極小化する方法。
Fターム (3件):
5J104AA25 ,  5J104AA44 ,  5J104JA25
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 冪乗剰余演算方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-020607   出願人:日本電信電話株式会社, エヌティティエレクトロニクス株式会社
引用文献:
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