特許
J-GLOBAL ID:200903078129978524

例えば紙より形成した固体支持体上に撥水性で剥離性の架橋エラストマー被覆を形成するための液状シリコーン配合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 倉内 基弘 ,  風間 弘志 ,  遠藤 朱砂 ,  吉田 匠 ,  中島 拓
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-538286
公開番号(公開出願番号):特表2005-506437
出願日: 2002年10月24日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
本発明は、紙支持体の如き固体支持体上に剥離性で撥水性の架橋エラストマー被覆を形成するための液体シリコーン配合物に関する。本発明は、密封紙例えばグラシン紙、又はポリプロピレン重合体フィルムの如き軟質支持体に付着させようと設計された剥離性外面を持つエラストマーシリコーンフィルムの付着欠陥を解決することを目的とする。それ故に、固体支持体上に剥離性で撥水性の架橋エラストマー被覆を高速度で形成するために被覆ベースとして使用するための本発明の液体シリコーン配合物は、少なくとも1種の架橋性ポリオルガノシロキサンPOS(I)(SiViタイプPOS及びSiHタイプのPOS)、少なくとも1種の(白金基基剤)触媒(II)、随意成分としての接着調整系(III)、エポキシ化アルコキシシラン及び/又はアルケニル化アルコキシシランからなる付着促進剤(IV)、並びに金属キレート及び/又は金属アルコキシド(GLYMO/MEMO/TiO4Bu)を含む。最も粘性のPOS(I)は、1000mPa・s未満の粘度を有する。本発明は、紙剥離性被覆に向けられている。
請求項(抜粋):
固体支持体上に撥水性で剥離性の架橋エラストマー被覆を極めて高い速度で形成するための被覆ベースとして使用することができる液状シリコーン配合物であって、 ◆熱的及び/又は化学線活性化及び/又は電子ビームを使用して得られる活性化の下に、重付加によって、重縮合によって、陽イオン又はラジカル経路によって架橋されうる少なくとも1種のポリオルガノシロキサン(I)を基材とする少なくとも1種のシリコーン組成物、 ◆少なくとも1種の触媒/開始剤(II)、 ◆随意成分としての少なくとも1種の接着調整系(III)、 を含む液状シリコーン組成物において、 -●次の化合物(IV.1)及び(IV.2): ・(IV.1)少なくとも1個のエポキシ基を含む少なくとも1種のアルコキシシラン、 ・(IV.2)1分子当たり少なくとも1個のC2〜C6アルケニル基を含む少なくとも1種のアルコキシシラン、 のうちの少なくとも1種、 を基材とする少なくとも1種の付着促進剤(IV)、 ●更に、 ・(IV.3)金属Mの少なくとも1種のキレート、及び/又は一般式:M(OJ)n(式中、n=Mの原子価、J=線状又は分岐状C1〜C8アルキル、そしてMはTi、Zr、Ge、Li、Mn、Fe、Al及びMgによって形成される群から選択される)の少なくとも1種の金属アルコキシド、 も含むこと、及び -より高い粘度のPOS(I)が25°Cにおいて1500mPa.s以下の動粘度ηを有すること、 を特徴とする液状シリコーン配合物。
IPC (8件):
C08L83/07 ,  C08K5/057 ,  C08K5/5425 ,  C08K5/5435 ,  C08L83/05 ,  C09J7/00 ,  D06M13/513 ,  D06M15/643
FI (8件):
C08L83/07 ,  C08K5/057 ,  C08K5/5425 ,  C08K5/5435 ,  C08L83/05 ,  C09J7/00 ,  D06M13/513 ,  D06M15/643
Fターム (22件):
4J002CP041 ,  4J002CP141 ,  4J002EC077 ,  4J002EX016 ,  4J002EX066 ,  4J002FD146 ,  4J002FD147 ,  4J002GH00 ,  4J002GK00 ,  4J004AB01 ,  4J004DA03 ,  4J004DA04 ,  4J004DB02 ,  4J004EA05 ,  4J004FA01 ,  4L033AB05 ,  4L033AB07 ,  4L033AC03 ,  4L033AC15 ,  4L033BA08 ,  4L033BA96 ,  4L033CA59
引用特許:
審査官引用 (5件)
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