特許
J-GLOBAL ID:200903078179146724

血液を分離するための遠心分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-531173
公開番号(公開出願番号):特表2001-508869
出願日: 1998年01月08日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】本発明の遠心分離装置は、筒状部材(27)とピストンロッド(8)を有するピストンとを備えた容器(110)を備える。ピストンは筒状部材(27)をピストンの上方に位置する第一チャンバ(70)とピストンの下方に位置する第二チャンバとに分割している。この装置は、筒状部材(27)を取り外し可能に保持するための手段を備えた支持回転テーブル(101)と、容器(110)と共にこれを回転させるための第一作動手段(105)にこの支持回転テーブルを接続させたことと、第二作動手段(115)によってピストン(55)を作動させるように構成されており回転可能に取り付けられたピストン作動機構(113,118)とによって構成される。この装置は、ピストンロッド(8)に向かって斜めに光ビームを放射するように構成されており且つ反射された光ビームの強度を測定するための検出手段を備えている光学的血球検出器(130)を備える。前記装置は、さらにに、検出手段の測定結果に応じて前記ピストン作動機構(113、118)を制御するための制御手段(131)を備える。
請求項(抜粋):
1.血液からフィブリンモノマーのような成分を分離するための容器(110)を遠心分離処理し、さらに該容器(110)を自動的に操作するための装置であって、前記容器(110)が、筒状部材(27)と、上壁(73)を貫通して延びる管状ピストンロッド(8)を備えた該筒状部材内を変位可能なピストン(55)とを備え、該ピストン(55)が前記筒状部材(27)を前記ピストンと前記上壁(73)との間に前記ピストン(55)の上方に位置する第一チャンバ(70)と前記ピストン(55)の下方に位置する第二チャンバ(75)とに分割し、前記容器の上壁(73)がピストンロッド(8)の外側面を取り囲む周状スリット(91)を形成する延長部(90)を備え、それにより該スリット(91)の一方の端部が軸線方向に第一チャンバ(70)と連通し、前記第一チャンバ(70)が複数の流路(4、21)を通じて第二チャンバ(75)に連通するようにして、筒状部材(27)を取り外し可能に保持するための手段を備えた支持回転テーブル(101)と、前記容器(110)と共に前記支持回転テーブル(101)をその中心軸線を中心として回転させるための第一作動手段(105)に該支持回転テーブルを接続させることと、第二作動手段(115)によってピストン(55)を作動させるようにされ回転可能に支持されたピストン作動機構(113、118)とにより構成され、 前記上壁(73)の延長部(90)とスリット(91)とを通じてピストンロッド(8)に向かって斜めに光ビームを放射するように構成され且つ反射された光ビームの強度を測定するための検出手段を備えた光学的血球検出器(130)と、該検出手段の測定結果に応じて前記ピストン作動機構(113、118)を制御するための制御手段(131)とをさらに備えていることを特徴とする装置。
IPC (6件):
G01N 35/02 ,  B04B 5/00 ,  B04B 15/00 ,  G01N 33/48 ,  G01N 35/00 ,  A61M 1/02 520
FI (6件):
G01N 35/02 Z ,  B04B 5/00 Z ,  B04B 15/00 ,  G01N 33/48 C ,  G01N 35/00 D ,  A61M 1/02 520
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 液体分離装置および方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-284957   出願人:ブリストル-マイヤーズスクイブカンパニー

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