特許
J-GLOBAL ID:200903078183832209

シールドトンネル覆工体用セグメント、及びシールドトンネル覆工体のプレストレス導入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216855
公開番号(公開出願番号):特開平10-046991
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 周方向にプレストレスが導入されるシールドトンネル覆工体のセグメントにおいて、PC鋼材の緊張又は定着端付近の構造を簡単なものにするとともに、周方向に均一なプレストレスを導入することができるものとする。【解決手段】 コンクリートからなるセグメント1の周方向にPC鋼材を挿通するためのダクト4が設けられており、セグメント内に埋設・固定された定着体5に連通している。この定着体5は、鋳鉄製で二つの筒体がX状となるように一体に接合された形状を有し、緊張又は定着を行なう端面が露出するように、セグメント1の内側に切り欠き6が設けられている。ダクト4内に挿通されたPC鋼材は覆工体内を一周して両端がそれぞれ定着体の二つの貫通孔を通って覆工体の内側に引き出され、緊張力を導入した後、くさびで定着される。
請求項(抜粋):
複数個を周方向に組み立ててシールドトンネル覆工体を構成するセグメントであって、前記シールドトンネル覆工体の周方向に配置されたPC鋼材の端部を両側からラップさせ、双方のPC鋼材の端部を一体に定着する定着具が、該セグメントの内周面と外周面との間に固定されており、前記定着体に反力を負担させて前記鋼材に緊張力を導入するための定着体端面が前記シールドトンネル覆工体の内側に露出するように切り欠きが設けられていることを特徴とするシールドトンネル覆工体用セグメント。
IPC (2件):
E21D 11/08 ,  E21D 11/04
FI (2件):
E21D 11/08 ,  E21D 11/04 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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