特許
J-GLOBAL ID:200903078189321516

回転打撃工具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-013891
公開番号(公開出願番号):特開2000-210877
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 回転打撃工具において,トルク制御を行う際,回転打撃動作を検出する必要があり検出手段として出力軸の軸トルクを検出する方法や回転打撃時の音や衝撃加速度を検出するものがある。しかし,回転打撃動作は締付けるねじの種類や相手部材により一定ではなく,本来の打撃周期と一致しないときにもハンマと出力軸が接触したりすることにより打撃時と同様に出力軸トルク,打撃音,衝撃加速度等が発生し本来の打撃動作より多くの打撃動作を検出してしまうという問題がある。【解決手段】 打撃検出手段からの打撃検出信号に基づき打撃量を演算する際に,打撃検出信号入力後,回転打撃動作の周期よりも短い不感時間を設け,通常の打撃検出信号以外の入力信号を演算しないようにし,通常の打撃検出信号が所定値に達したならモータへの駆動信号を停止させトルク制御を行うトルク制御手段を設ける。
請求項(抜粋):
モータにより駆動されるハンマと、該ハンマにより回転打撃力が加わる出力軸によりボルトやナット等のねじ類の締め付けを行う回転打撃工具において、締め付けるねじに対応した締め付けトルクを設定する設定手段と、該設定手段の設定値により所定の打撃量を選択する選択手段と回転打撃動作を検出する打撃検出手段と、ねじ締付け時、前記打撃検出手段からの打撃検出信号に基づき打撃量を演算するとともに打撃検出信号入力後、回転打撃動作の周期よりも短い不感時間を設け、通常の打撃検出信号以外の入力信号を演算しないようにし、所定の打撃量に達したならモータへの駆動信号を停止させトルク制御を行うトルク制御手段を設けることを特徴とする回転打撃工具。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 締付工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-034147   出願人:株式会社マキタ
  • 締付工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-350657   出願人:株式会社マキタ
  • インパクト式ねじ締め装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-098911   出願人:日産自動車株式会社

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