特許
J-GLOBAL ID:200903078211550419
回転電機の部分放電検出装置及び部分放電検出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (8件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 峰 隆司
, 福原 淑弘
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-050085
公開番号(公開出願番号):特開2008-215864
出願日: 2007年02月28日
公開日(公表日): 2008年09月18日
要約:
【課題】絶縁劣化により発生する部分放電の発生位置の特定を可能にすることにある。【解決手段】固定子コイルの部分放電で発生する電気パルス信号を検出し電気信号処理装置7に入力して正負の閾値以上の第1波ピーク値を検出し、音響センサ3で音響パルス信号を検出し音響信号処理装置4に入力してある正負の閾値以上の最大ピーク値を検出し、これら第1波ピーク値と最大ピーク値を演算・表示装置8に固定子コイルに印加される電圧周期の間取込んで、電圧周期で繰返して同一周期図に表し、ある正負の閾値以上の電気信号処理装置7の出力の第1発生期間とある閾値以上の音響信号処理装置4の出力の第2発生期間を算出し、第1発生期間より音響パルス信号のコイルのある位置からセンサまでの伝搬時間だけ遅れた第3発生期間内に第2発生期間内の2つの放電時刻のうちいずれかの時刻が含まれたときに上記コイル位置で部分放電が発生したと判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転電機の運転時または部分放電試験時に固定子コイルの部分放電によりコイル導体に発生する電気パルス信号を検出する電気パルス検出手段と、
前記回転電機の固定子鉄心あるいはコイル最外層に接触させて設けられ前記固定子コイルの部分放電により発生する音響パルス信号を検出する音響センサと、
前記電気パルス検出手段により検出された前記コイル導体に発生する電気パルス信号が入力され、予め設定されたしきい値以上の電気パルスの極性が含まれた第1波ピーク値を検出し、あるいは予め設定されたしきい値以上の第1波ピーク値の極性と波形がしきい値以下になる時刻までのパルス波形の時間積分値との積を算出して出力する電気パルス信号処理手段と、
前記音響センサより入力される音響パルス信号に対して予め設定されたしきい値以上の音響パルス信号の最大ピーク値を検出し、あるいは予め設定されたしきい値以上のピーク値を持つ音響パルス信号の包絡線で囲まれた面積を算出して出力する音響パルス信号処理手段と、
前記電気パルス信号処理手段の出力値と前記音響パルス信号処理手段の出力値を少なくとも前記回転電機の固定子コイルに印加される電圧周期の間取込んで前記電気パルス信号処理手段の出力値と前記音響パルス信号処理手段の出力値をそれぞれ前記回転電機の固定子コイルに印加された電圧周期で繰返して同一周期図に表し、予め設定されたしきい値以上の前記電気パルス信号処理手段の出力の第1の発生期間と予め設定されたしきい値以上の前記音響パルス信号処理手段の出力の第2の発生期間を算出し、前記第1の発生期間より音響パルス信号のコイルの所定位置から前記センサまでの伝搬時間だけ遅れた第3の発生期間内に前記第2の発生期間内の2つの放電時刻のうちいずれかの時刻が含まれたときに前記コイル位置で部分放電が発生したと判定する機能を有する演算手段と、
を備えたことを特徴とする回転電機の部分放電検出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01R31/12 A
, G01R31/34 D
Fターム (10件):
2G015AA12
, 2G015AA19
, 2G015CA01
, 2G015CA03
, 2G016BA01
, 2G016BB09
, 2G016BC02
, 2G016BD06
, 2G016BD08
, 2G016BD09
引用特許:
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