特許
J-GLOBAL ID:200903078232049566
環状アルコールの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-206495
公開番号(公開出願番号):特開2001-031607
出願日: 1999年07月21日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 環状アルコールを製造する際に、触媒を濾過分離する工程で濾過設備を小型化すると共に、濾過膜の交換を不要にし、結果として操作性良く、長時間にわたって触媒を分離できる方法の提供。【解決手段】 濾過膜をアルカリ液で洗浄することで、接触水和反応で用いる結晶メタロシリケートの濾過膜への詰まりを除去する。【効果】 環状アルコールを製造するに際し、触媒分離に用いる濾過膜をアルカリ液で洗浄することで、濾過設備を小型化すると共に、濾過膜の交換を不要にし、結果として操作性良く、長時間にわたって触媒を分離できるという点で、工業的価値は極めて高い。
請求項(抜粋):
a)触媒として、アルミニウム、ホウ素、ガリウム、チタン、クロム、鉄、亜鉛、リン、バナジウム、銅の中から選ばれた少なくとも1種のメタルを含む結晶性メタロシリケートを用い、下記一般式(1)で示される環状オレフィンのオイル相と、水相及び該触媒の共存下に接触水和反応を行う工程、b)a工程で得られた環状アルコールと未反応の環状オレフィンのオイル相、水相及び該触媒の混合物から水相及び該触媒を液液分離により1次分離し、下層部からa工程に復帰する工程、c)b工程の上層部から得られたオイル相中に極微量同伴する該触媒をダイナミック濾過法で2次分離する工程、d)c工程で得られたオイル相から蒸留塔を用い蒸留分離にて環状アルコールを取得し、未反応の環状オレフィンをa工程に復帰する工程、を用いた環状アルコールの製造方法であって、c工程の濾過膜をアルカリ液で洗浄することを特徴とする環状アルコールの製造方法。CsH2s-2-tRt (1)(式中、Rは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、フェニル基又はシクロヘキシル基であり、sは5〜12、tは1〜4の整数である。)
IPC (5件):
C07C 29/94
, B01J 29/40
, B01J 29/87
, C07C 35/08
, C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 29/94
, B01J 29/40 X
, B01J 29/87 X
, C07C 35/08
, C07B 61/00 300
Fターム (33件):
4H006AA02
, 4H006AC41
, 4H006AD11
, 4H006AD16
, 4H006AD17
, 4H006BA02
, 4H006BA05
, 4H006BA07
, 4H006BA09
, 4H006BA10
, 4H006BA12
, 4H006BA14
, 4H006BA19
, 4H006BA29
, 4H006BA30
, 4H006BA31
, 4H006BA33
, 4H006BA71
, 4H006BA85
, 4H006BD33
, 4H006BD41
, 4H006BD52
, 4H006BD80
, 4H006BD84
, 4H006BJ10
, 4H006BN10
, 4H006DA12
, 4H006DA35
, 4H006DA44
, 4H006FC22
, 4H006FE12
, 4H039CA60
, 4H039CF10
引用特許:
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