特許
J-GLOBAL ID:200903078238167285

オーディオ信号符号化装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大塚 康徳 ,  高柳 司郎 ,  大塚 康弘 ,  木村 秀二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-335005
公開番号(公開出願番号):特開2006-145782
出願日: 2004年11月18日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】 オーディオ信号の符号化における量子化処理の処理量の削減。【解決手段】 フレーム分割部(1)、聴覚心理演算部(2)、フィルタバンク(3)、聴覚心理演算部(2)の演算結果によって各周波数帯域のスペクトルを重み付けするスケールファクタ算出部(4)、重み付けされた量子化前のスペクトル全体が持つ聴覚情報量から量子化後のスペクトル全体の情報量を減じ、量子化粗さの刻み幅から得られる係数を積算することによって、フレーム全体の量子化ステップをスペクトル量子化前に決定する量子化ステップ決定部(7)、スペクトル量子化部(8)、量子化スペクトルを整形したビットストリームを出力するビット整形部(9)、を備え、量子化ステップ決定部(7)は、符号化対象であるフレームに割り当てられたビット量に基づいて量子化スペクトル全体の情報量を予測する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
オーディオ入力信号をチャネルごとに処理単位フレームに分割するフレーム分割部と、 オーディオ入力信号を分析し、変換ブロック長の決定および聴覚マスキングの計算を行う聴覚心理演算部と、 前記聴覚心理演算部で決定された前記変換ブロック長に従って、処理対象フレームをブロック化し、フレーム中の時間領域信号を1または2以上の周波数スペクトルの組に変換するフィルタバンク部と、 前記フィルタバンク部より出力された周波数スペクトルを、複数の周波数帯域に分割して、前記聴覚心理演算部の演算結果によって各周波数帯域のスペクトルを重み付けするスケールファクタ算出部と、 前記スケールファクタ算出部によって重み付けされた量子化前のスペクトル全体が持つ聴覚情報量から量子化後のスペクトル全体の情報量を減じ、量子化粗さの刻み幅から得られる係数を積算することによって、フレーム全体の量子化ステップをスペクトル量子化前に決定する量子化ステップ決定部と、 前記スケールファクタと前記量子化ステップとを利用して前記周波数スペクトル列を量子化するスペクトル量子化部と、 前記スペクトル量子化部から出力される量子化スペクトルを規定のフォーマットに従って整形したビットストリームを作成出力するビット整形部と、 を備え、 前記量子化ステップ決定部は、符号化対象であるフレームに割り当てられたビット量に基づいて前記量子化スペクトル全体の情報量を予測する量子化スペクトル情報量予測部を含むことを特徴とするオーディオ信号符号化装置。
IPC (2件):
G10L 19/02 ,  H03M 7/30
FI (3件):
G10L19/02 142B ,  G10L19/02 142C ,  H03M7/30 A
Fターム (8件):
5J064AA02 ,  5J064BA16 ,  5J064BB03 ,  5J064BC01 ,  5J064BC11 ,  5J064BC16 ,  5J064BC29 ,  5J064BD04
引用特許:
出願人引用 (2件)

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