特許
J-GLOBAL ID:200903078273976960

デジタルオーディオ放送における受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275968
公開番号(公開出願番号):特開平10-126288
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 マルチパス発生環境下において隣接シンボルの干渉が最も少なくなる位置にDFTウィンドウを設定する。【解決手段】 DFTウィンドウ発生部65は、ガードインターバル幅Δのウィンドウの位置を順次シフトすると共に、各位置でウィンドウ内のインパルス応答のエネルギーを計算してエネルギーが最大となるウィンドウ位置を求め、該エネルギー最大となるウィンドウ位置をDFTウィンドウの始端位置とする。
請求項(抜粋):
位相基準シンボルと各データシンボルの前に幅Δのガードインターバルを挿入してフレームを構成し、シンボルを構成する2N個のデジタルデータを2ビットづつN組に分け、各組の第1データを実数部、第2データを虚数部として順次フーリエ逆変換部に入力し、該フーリエ逆変換部から出力される実数部、虚数部をアナログ信号に変換し、それぞれにキャリア周波数fcのcos波、sin波を乗算し、乗算結果を合成して空間に放射し、空間に放射された信号を受信し、受信信号に前記キャリア周波数のcos波、sin波を乗算し、それぞれの乗算結果をAD変換器において所定サンプリング周波数でデジタルに変換してフーリエ変換部に入力し、該フーリエ変換部から出力される実数部、虚数部を前記第1データ、第2データとして出力するデジタルオーディオ放送における受信装置において、各シンボルのフーリエ変換実行タイミングであるDFTウィンドウを発生してフーリエ変換部に入力するDFTウィンドウ発生部と、位相基準シンボルのフーリエ変換出力に基づいて伝送路のインパルス応答を演算するインパルス応答演算部を備え、DFTウィンドウ発生部は幅Δのウィンドウの位置を順次シフトすると共に、各位置でウィンドウ内のインパルス応答のエネルギーを計算してエネルギーが最大となるウィンドウ位置を求め、該エネルギー最大となるウィンドウ位置に基づいてDFTウィンドウの発生タイミングを決定してフーリエ変換部に入力することを特徴とするデジタルオーディオ放送における受信装置。
IPC (2件):
H04B 1/10 ,  H04J 11/00
FI (2件):
H04B 1/10 M ,  H04J 11/00 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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