特許
J-GLOBAL ID:200903078304847322

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-173725
公開番号(公開出願番号):特開平11-027998
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 速度検出異常によるベクトル制御からV/F一定制御への切り換えをスムーズに行い、制御切換による装置停止を防止する。【解決手段】 常時速度制御12とベクトル制御(13〜35)によりクローズドループで運転し、速度検出異常検出時は、V/F一定制御36によりオープンループで運転するインバータ装置において、V/F一定制御ブロック36に、速度設定Nsを出力周波数指令として出力角周波数ωをきめる手段と、Nsを出力周波数指令ω′として予め決められているV/F比をもとに1次電圧V1を演算する手段と、1次電圧と励磁電流軸との角度φと1次電圧V1から励磁電流軸とトルク電流軸の2軸電流成分を演算する手段と、制御切換時に電圧制御が不連続にならないように電圧量Vd,Vq,角度φ,位相θ,出力角周波数ωの補正を行う手段とを設け、速度検出異常検出時に、電圧波形生成回路37に与えられる信号が急変しないように制御を切り換える。
請求項(抜粋):
常時は速度検出器を用いてクローズドループの速度制御、ベクトル制御で運転し、速度検出異常検出時はV/F一定制御ブロックによるオープンループのV/F一定制御に切り換えて運転するインバータ装置において、前記制御ブロックは、速度制御の速度設定を出力周波数指令として出力角周波数ωをきめる手段と、速度設定を出力周波数指令として予め決められているV/F比をもとに1次電圧V1を演算する手段と、1次電圧と励磁電流軸との角度φと1次電圧V1から励磁電流軸とトルク電流軸の2軸電圧成分を演算する手段と、ベクトル制御からV/F一定制御切り換え時に、電圧制御が不連続にならないように、電圧量Vd,Vq,一次電圧と励磁電流軸との角度φ,位相θ,出力角周波数ωの補正を行う手段と、を有し、ベクトル制御からV/F一定制御へスムーズに移行しうるようにしたことを特徴とするインバータ装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 7/63 302
FI (2件):
H02P 5/408 A ,  H02P 7/63 302 G
引用特許:
審査官引用 (2件)

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