特許
J-GLOBAL ID:200903078333821758
円錐ころ軸受
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-245728
公開番号(公開出願番号):特開2008-064288
出願日: 2006年09月11日
公開日(公表日): 2008年03月21日
要約:
【課題】潤滑油の攪拌抵抗を小さくでき、低トルク化が可能な円錐ころ軸受を提供する。【解決手段】保持器5の複数の周方向規制部52のうち、少なくとも一部のもののアキシャル方向における中間部分にて、当該中間部分の周方向の少なくとも一部区間をなす領域をラジアル方向に貫通するように切り欠いた形態で、油抜き通路53を形成した。これにより潤滑油の流出がスムーズになり、攪拌抵抗を低減することが可能になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
転動体をなす円錐ころの軌道となる外側円錐軌道面がアキシャル方向の第二側から第一側に向けて拡径する形で内周面に形成された外輪と、
その外輪と同心に配置され、前記円錐ころの軌道となる内側円錐軌道面がアキシャル方向の第二側から第一側へ向けて拡径する形で外周面に形成され、前記外輪との間に介装された複数個の前記円錐ころによって該外輪に対して軸線周りに相対回転可能にされた内輪と、
前記外輪と前記内輪との間の転動体保持空間に配置され、前記円錐ころをそれぞれ転動可能に収容保持する複数個のポケット部が、前記円錐ころのアキシャル方向の第一側および第二側の位置を規制する第一アキシャル規制部および第二アキシャル規制部と、各前記ポケット部を周方向に区画するとともに前記円錐ころの周方向位置を規制する複数個の周方向規制部とによって形成され、それら前記周方向規制部のうち少なくとも一部のものが、前記第一アキシャル規制部および前記第二アキシャル規制部をアキシャル方向に連結する形で形成された保持器とを備え、
前記保持器の複数の前記周方向規制部の少なくとも一部のもののアキシャル方向における中間部分にて、当該中間部分の周方向の少なくとも一部区間をなす領域をラジアル方向に貫通するように切り欠いた形態で、前記円錐ころの転動に伴ってアキシャル方向の第二側から前記転動体保持空間に流入する潤滑油をラジアル方向内側から外側へ誘導する油抜き通路を形成したことを特徴とする円錐ころ軸受。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (22件):
3J101AA16
, 3J101AA25
, 3J101AA32
, 3J101AA42
, 3J101AA54
, 3J101AA62
, 3J101BA34
, 3J101BA44
, 3J101CA17
, 3J101FA41
, 3J101GA11
, 3J701AA16
, 3J701AA25
, 3J701AA32
, 3J701AA42
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701BA34
, 3J701BA44
, 3J701CA17
, 3J701FA41
, 3J701GA11
引用特許:
出願人引用 (1件)
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円錐ころ軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-080761
出願人:光洋精工株式会社
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