特許
J-GLOBAL ID:200903078398637610

移動観覧席

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤澤 一博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-055334
公開番号(公開出願番号):特開平10-252298
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 相隣接する観覧席ブロック間の隙間を開閉する蓋部材に駆動軸の駆動力を伝達するにあたり、観覧席ブロックの形状が異なる場合には、相互に共通の部品を用いることができず、製造、組立に係る労力及びコストの増大化が避けられなかった。【解決手段】 駆動軸26を駆動源としその巻取り動作を利用して蓋部材5を開成位置に導くワイヤ駆動機構6と、このワイヤ駆動機構6の繰出し動作時に蓋部材5を閉止位置に向かって付勢するガススプリング7とを設け、ワイヤ駆動機構6の両端を駆動軸26と蓋部材5に有効に関連付けて取着しているので、蓋部材5及びワイヤ駆動機構6の連結位置やその間のチューブ要素11やワイヤ要素12の引き回しを自在に行うことが可能となり、観覧席ブロックの形状が異なる場合にも共通の部品を使用し、製造、組立に係る労力及びコストの低減化を図ることができる。
請求項(抜粋):
使用時に雛壇状に展開され収納時に重合される複数段の段床と、これら各段床に設けられ駆動軸の駆動力によって起立位置と倒伏位置の間で起倒動作を行う椅子とを具備してなる観覧席ブロックを、相互に隣接させて複数ブロック配列してなるものにおいて、相隣接する観覧席ブロックの段床間に開口する隙間を開閉し得る位置に蓋部材を配設するとともに、駆動軸を駆動源としその巻取り動作を利用して前記蓋部材を開成位置若しくは閉止位置の一方に導くワイヤ駆動機構と、該ワイヤ駆動機構の繰り出し動作時に前記蓋部材を開成位置若しくは閉止位置の他方に向かって付勢する付勢手段とを設けたことを特徴とする移動観覧席。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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