特許
J-GLOBAL ID:200903078455950133

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280001
公開番号(公開出願番号):特開平10-103475
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 締結室と解放室とを有する2-4ブレーキと、その解放室と連通可能な締結室を有する3-4クラッチとが備えられた自動変速機において、上記2-4ブレーキが締結されて3-4クラッチが解放される3-2変速時に、変速後の回転数近くでのタービン回転数の吹き上がりや落ち込みを防止する。【解決手段】 2-4ブレキーのサーボアプライ圧をフィードバック制御することによりサーボリリース圧を介して3-4クラッチ圧を制御して、該クラッチの解放動作を制御することによりタービン回転数を上昇させると共に、該回転数が変速後の回転数近くまで上昇したときに、サーボリリース圧及び3-4クラッチ圧を排出する一方、フィードバック制御されているサーボアプライ圧を所定量上昇させるように制御する。
請求項(抜粋):
変速歯車機構の動力伝達経路を切り換える摩擦要素として、ピストンによって仕切られた締結室及び解放室を有し、締結室のみに作動圧が供給されたときに締結され、締結室及び解放室に作動圧が供給されたときに解放される第1摩擦要素と、締結室に作動圧が供給されたときに締結される第2摩擦要素とが備えられ、かつ上記第1摩擦要素の解放室と第2摩擦要素の締結室とが連通可能とされた自動変速機の制御装置であって、上記変速歯車機構の入力回転数であるタービン回転数に関する値を検出するタービン回転数検出手段が備えられていると共に、上記第1摩擦要素の締結室と解放室及び第2摩擦要素の締結室に作動圧が供給されて、第1摩擦要素が解放され、かつ第2摩擦要素が締結された第1の変速段から、第1摩擦要素の解放室と第2摩擦要素の締結室とが連通した状態でこれら両室から作動圧が排出されて、第1摩擦要素が締結され、かつ第2摩擦要素が解放された第2の変速段に変速する際に、上記検出手段で検出されたタービン回転数に関する値が少なくとも摩擦要素の耐久性に基づいて設定された目標値に近づくように、上記第1摩擦要素の締結室の作動圧をフィードバック制御して、解放室の作動圧を介して第2摩擦要素の解放動作中における作動圧を制御することにより上記タービン回転数を上昇させると共に、この回転数が変速後の回転数近くまで上昇したときに、上記第2摩擦要素の作動圧を解放動作中の値より低下させる一方、第1摩擦要素の締結室の作動圧を所定量上昇させる作動圧制御手段が設けられていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/28 ,  F16H 59:42
FI (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/28
引用特許:
審査官引用 (1件)

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