特許
J-GLOBAL ID:200903078462931888

統合されたエポキシ化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068912
公開番号(公開出願番号):特開平8-245604
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【課題】 オレフィンのエポキシ化反応においてエポキシドに対する選択率を高めることができる統合された方法を提供する。【解決手段】 第2級アルコールの酸素分子による酸化、ケトン副生成物の分離、およびチタンシリカライト触媒とメタノール含有希釈剤の存在下でのケトン不含酸化生成物によるオレフィンのエポキシ化を含んでなる統合された方法によりエポキシドを製造し、その際、エポキシ化反応混合物から回収されたメタノールをエポキシ化工程で用いるメタノール含有希釈剤の供給源として再利用する。【効果】 メタノール含有希釈剤の使用によりエポキシドに対する選択率が向上し、しかも回収したメタノールの再循環により操業コストが低くなる。
請求項(抜粋):
次の工程:(a)液相中でC3 -C4 第2級アルコールと酸素分子を反応させてC3 -C4 第2級アルコール、該C3 -C4 第2級アルコールに対応するC3 -C4 ケトンおよび過酸化水素を含む酸化剤混合物を形成すること;(b)酸化剤混合物から実質的に全部のC3 -C4 ケトンを分離してC3 -C4 第2級アルコール、過酸化水素および1重量%未満のC3 -C4 ケトンを含む濃厚過酸化水素含有流を得ること;(c)濃厚過酸化水素含有流とC2 -C4 オレフィンとをチタンシリカライト触媒およびメタノール含有希釈剤の存在下で反応させてC2 -C4 オレフィンに対応するC2 -C4 エポキシド、水、メタノールおよびC3 -C4 第2級アルコールを含むエポキシ化反応混合物を形成すること;(d)エポキシ化反応混合物から実質的に全部のC2 -C4 エポキシドを分離して水、C3 -C4 第2級アルコール、メタノールおよび1重量%未満のC2 -C4 エポキシドを含む第1の粗製アルコール流を形成すること;(e)第1の粗製アルコール流から実質的に全部のメタノールを分離して水、C3 -C4 第2級アルコールおよび1重量%未満のメタノールを含む第2の粗製アルコール流を形成すること;および(f)工程(e)で分離したメタノールの少なくとも一部を工程(c)において希釈剤の少なくとも一部として使用するために再循環すること;を含んでなる統合されたエポキシ化法。
IPC (5件):
C07D301/12 ,  B01J 25/02 ,  B01J 29/89 ,  C01B 15/026 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07D301/12 ,  B01J 25/02 X ,  B01J 29/89 X ,  C01B 15/026 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 統合したエポキシ化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-345072   出願人:アルコケミカルテクノロジーエルピー

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