特許
J-GLOBAL ID:200903078473518923

分散補償型光ファイバを有するシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-065644
公開番号(公開出願番号):特開平10-300965
出願日: 1998年03月16日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 製造時の変動に影響されない分散補償型(DC)ファイバを提供すること。【解決手段】 本発明のDCファイバの公称屈折率プロファイルは、光ファイバがLP01とLP02とをサポートし、分散がLP02内の全てにあるように選択される。全分散は、幅広い波長範囲に亘って-200ps/nm・km以下である。公称屈折率プロファイルは、光ファイバのコア11から離間した屈折率リング13 を有する。
請求項(抜粋):
基本モードLP01と高次モードで所定の波長λ0 の放射をサポートし、公称屈折プロファイルを有するある長さの分散補償型光ファイバ(21)を有するシステム(30)において、a) 直径dc,nom と最大屈折率nc,nom を有するコア(11)と、b) 前記コア(11)を包囲し、nc,nom 以下の屈折率n1,nom を有する内側クラッド層(12)と、からなり、ここで(nc,nom-n1,nom)/nc,nomnom と定義し、c) 前記分散補償型ファイバ(21)の少なくとも一部の屈折率プロファイルは、前記公称屈折率プロファイルとは異なり、この一部のコアの直径をdc 最大屈折率をnc とし、コアの周囲の内側クラッド層のn1 とするとき(nc -n1 )/nc =Δと定義すると、dc ,nc ,Δの少なくとも1つはdc,nom ,nc,nomnom とはそれぞれ異なり、d) 前記公称屈折率プロファイルを有する分散補償型ファイバは、公称分散Dnom(λ) を有し、前記分散補償ファイバの一部の分散は、D(λ)≠Dnom(λ) で、ここでλを波長とする前記公称屈折率プロファイルは、e) 前記分散補償型ファイバは、波長λ0 においてLP01と少なくとも高次モードLP02とをサポートし、Dnom(λ)は少なくとも波長範囲λmax±50nmに亘って-200ps/nm・km以下で、ここでλmaxは|Dnom(λ)|が最大となる波長であり、f) 波長範囲λmax±50nmのどこの波長でも|D(λ)-Dnom(λ)|は、|0.5Dnom(λ)|以下となり、i) dc は、dc,nom から1%以下しか異ならず、あるいは、ii) Δは、Δnom から2%以下しか異ならず、あるいは、iii) 前記i)とii)の両方であり、g) λ0 は波長範囲λmax ±50nm内の波長であり、h) 公称屈折率プロファイルは、Dnom(λ)がLP02 において全てであるように選択されることを特徴とする分散補償型光ファイバを有するシステム。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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