特許
J-GLOBAL ID:200903078477668997
撥液剤組成物、撥液加工方法、撥液膜を有する物品
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
棚井 澄雄
, 志賀 正武
, 青山 正和
, 鈴木 三義
, 柳井 則子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-089445
公開番号(公開出願番号):特開2007-291373
出願日: 2007年03月29日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】撥液性および耐久性に優れた撥液剤組成物、該撥液剤組成物を用いた撥液膜を有する物品を提供する。【解決手段】65〜95質量%の構成単位(a)([a1]とする。)および1〜30質量%の構成単位(b)を有する共重合体(I)と、25〜80質量%の構成単位(a)([a2]とする。)および1〜50質量%の構成単位(c)を有する共重合体(II)とが、共重合体(I)/共重合体(II)=10/90〜95/5(質量比)で含有されており、[a1]-[a2]≧10(質量%)であることを特徴とする撥液剤組成物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
共重合体(I)および共重合体(II)を含有する撥液剤組成物であって、
共重合体(I)は、共重合体(I)に対する質量割合が、65〜95質量%の構成単位(a)および1〜30質量%の構成単位(b)を含有しており、
共重合体(II)は、共重合体(II)に対する質量割合が、25〜80質量%の構成単位(a)および1〜50質量%の構成単位(c)を含有しており、
前記共重合体(I)に含有される構成単位(a)の共重合体(I)に対する質量割合を[a1]とし、共重合体(II)に含有される構成単位(a)の共重合体(II)に対する質量割合を[a2]としたとき、[a1]-[a2]≧10(質量%)であり、
共重合体(I)と共重合体(II)とが、[共重合体(I)の質量割合]/[共重合体(II)の質量割合]=10/90〜95/5で含有されていることを特徴とする撥液剤組成物。
構成単位(a):(ZA-YA)nXAで表される単量体に由来する構成単位。ただし、ZAは炭素原子数6以下のポリフルオロアルキル基である。nは1または2であり、nが2の場合には、(ZA-YA)は、同じであっても異なっていてもよい。XAは、nが1の場合は-CR=CH2、-COOCR=CH2、-OCOCR=CH2、-OCH2-φ-CR=CH2または-OCH=CH2であり、nが2の場合は=CH(CH2)mCR=CH2、=CH(CH2)mCOOCR=CH2、=CH(CH2)mOCOCR=CH2または-OCOCH=CHCOO-(Rは水素原子、メチル基またはハロゲン原子。φはフェニレン基。mは0〜4の整数。)である。YAは2価有機基または単結合である。
構成単位(b):ZB-XBで表される単量体に由来する構成単位。ただし、ZBは炭素原子数14以上の炭化水素基である。XBは前記XAと同じである。
構成単位(c):ポリフルオロアルキル基を有さず、架橋しうる官能基を有する単量体に由来する構成単位。
IPC (3件):
C09K 3/18
, C09D 157/08
, C09D 7/12
FI (3件):
C09K3/18 102
, C09D157/08
, C09D7/12
Fターム (16件):
4H020BA12
, 4J038CC071
, 4J038CF001
, 4J038CG121
, 4J038CG141
, 4J038DF022
, 4J038GA12
, 4J038JA11
, 4J038KA09
, 4L033AA07
, 4L033AA08
, 4L033AB05
, 4L033AC03
, 4L033AC04
, 4L033CA17
, 4L033CA22
引用特許:
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