特許
J-GLOBAL ID:200903078481443738
ピストンリング
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200738
公開番号(公開出願番号):特開2000-027995
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 極めて薄く形成することが容易でありかつカーボン等のデポジットの剥離性を高めて排出し易くした被膜を形成したピストンリングの提供。【解決手段】 オイルリング2のサイドレール12,14は、アルコキシドとフルオロアルキル基置換アルコキシドとを含有する溶液を塗布して焼成することにより形成された被膜を有している。この被膜は極めて薄くでき、被膜厚さを均一に形成することが容易であるためオイルクラリアランスの設定の見直しは不要である。またカーボン等のデポジットの剥離性が高く、リング溝から排出速度も速く、ピストンリング摺動部の固着も防止できる。更に、形成されている被膜はサイドレール12,14の基材の表面粗さをほとんど減少させることがないので、ピストンに組み込まれた場合でも、エキスパンダ16との間に合口の位相差を十分に維持できる摩擦力を生じ、オイルシール効果を低下させることがない。
請求項(抜粋):
内燃機関のピストンに組み付けられる少なくとも被膜処理下地が金属製または金属化合物製であるピストンリングであって、アルコキシドグループから選択された1種以上のアルコキシドと、前記アルコキシドグループのアルコキシル基の一部がフルオロアルキル基で置換されたフルオロアルキル基置換アルコキシドグループから選択された1種以上のフルオロアルキル基置換アルコキシドとを含有する溶液が前記被膜処理下地に塗布されて焼成されてなる被膜が形成されていることを特徴とするピストンリング。
IPC (5件):
F16J 9/26
, C23C 20/00
, C23C 22/00
, F02F 5/00
, F16J 15/28
FI (5件):
F16J 9/26 C
, C23C 20/00
, C23C 22/00 Z
, F02F 5/00 L
, F16J 15/28
Fターム (40件):
3J043AA12
, 3J043BA06
, 3J043CA06
, 3J043CB30
, 3J043DA10
, 3J043DA11
, 3J044AA18
, 3J044BA01
, 3J044BB14
, 3J044BB27
, 3J044BB40
, 3J044CB31
, 3J044DA09
, 3J044DA17
, 4K022AA02
, 4K022AA48
, 4K022BA02
, 4K022BA04
, 4K022BA08
, 4K022BA16
, 4K022BA17
, 4K022BA20
, 4K022BA23
, 4K022BA24
, 4K022BA25
, 4K022BA27
, 4K022BA28
, 4K022DA06
, 4K022DB24
, 4K022DB26
, 4K022DB29
, 4K026AA02
, 4K026AA04
, 4K026AA09
, 4K026BA02
, 4K026BA03
, 4K026CA16
, 4K026CA37
, 4K026DA02
, 4K026EB11
引用特許:
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