特許
J-GLOBAL ID:200903078510088527

周波数変調信号復調回路及び通信端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-112540
公開番号(公開出願番号):特開平8-288746
出願日: 1995年04月13日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】本発明は周波数変調信号復調回路に関し、従来に比して復調特性を向上し得るようにする。【構成】直交検波回路から出力された同相成分(I)及び直交成分(Q)をそれぞれ1サンプリング時間分だけ遅延し、直交成分(Q)と遅延した同相成分(Is )との乗算結果(Q・Is )から同相成分(I)と遅延した直交成分(Qs )との乗算結果(I・Qs )を減算し、その減算結果(dθ)に1サンプリング時間の逆数値(1/Ts )を乗算することにより瞬時角周波数(dθ/Ts )を求めるようにしたことにより、従来のようなフイードバツク系を持たずに周波数変調信号を復調することができ、フエージング等の影響による復調特性の劣化を回避できる。かくするにつき従来に比して復調特性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
周波数変調信号を復調する周波数変調信号復調回路において、上記周波数変調信号を直交検波して得られる同相成分及び直交成分を所定のサンプリング時間でサンプリングすることによりデイジタル化して出力する直交検波回路と、上記直交検波回路から出力された上記同相成分を1サンプリング時間分だけ遅延する第1の遅延回路と、上記直交検波回路から出力された上記直交成分を1サンプリング時間分だけ遅延する第2の遅延回路と、上記1サンプリング時間の逆数値を記憶する記憶回路と、上記直交検波回路から出力された上記同相成分と上記第2の遅延回路によつて遅延した直交成分とを乗算する第1の乗算回路と、上記直交検波回路から出力された上記直交成分と上記第1の遅延回路によつて遅延した同相成分とを乗算する第2の乗算回路と、上記第2の乗算回路の乗算結果から上記第1の乗算回路の乗算結果を減算する減算回路と、上記減算回路の減算結果と上記記憶回路に記憶された1サンプリング時間の逆数値とを乗算することによつて瞬時角周波数を求める第3の乗算回路と、上記第3の乗算回路によつて求めた瞬時角周波数を帯域制限するフイルタ回路とを具え、上記周波数変調信号を復調するようにしたことを特徴とする周波数変調信号復調回路。
IPC (2件):
H03D 3/00 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H03D 3/00 A ,  H04L 27/22 Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (5件)
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