特許
J-GLOBAL ID:200903078547161585

タイヤ経時変化予測方法、装置、プログラム及び媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-202913
公開番号(公開出願番号):特開2005-047295
出願日: 2003年07月29日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】自動車等に使用される空気入りタイヤなどのタイヤについて経時変化を考慮したタイヤの変化の予測を容易にする。【解決手段】形状や構造等のタイヤ設計案から有限要素法によるタイヤをモデル化し(100)、経時変化の条件を設定し(106)、走行時の摩耗を考慮し(114)、内部伝熱を考慮し(120〜124)、J積分値による破壊パラメータを求めると共に(126)、破壊を阻止する抗力を求め(128)、亀裂進展を把握することで(130〜136)、タイヤの経時変化を予測して結果を出力する(142)。これにより、タイヤの耐久寿命の予測について、ゴムの機械的・化学的な時系列変化、亀裂進展のモデル化、タイヤの内部発熱・内外部との伝熱を基にしたタイヤの温度予測、及び摩耗によるトレッド部の形状変化のうち、個別または予め定めた部位または全てを考慮してタイヤの寿命を予測できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
次の各ステップを含むタイヤ経時変化予測方法。 (a)複数の部品からなるタイヤを、変形を与えることが可能なように多数要素に分割して形成したタイヤモデルと、前記タイヤモデルの少なくとも一部に付与するエネルギーモデルと、を定めるステップ。 (b)前記タイヤモデルへ前記エネルギーモデルによるエネルギーを付与したときの、前記タイヤモデルの予め定めた部位における破壊の度合いを表す破壊パラメータの計算を含む応力計算を実行するステップ。 (c)前記タイヤモデルへ前記エネルギーモデルによるエネルギーを付与したときの、前記タイヤモデルの予め定めた部位における破壊に対する抵抗力の度合いを表す抗力計算を実行するステップ。 (d)前記ステップ(b)の応力計算と、前記ステップ(c)の抗力計算とを、前記タイヤモデルの複数の部位について計算させるステップ。 (e)前記応力計算結果及び前記抗力計算結果の物理量に基づいてタイヤ経時変化を予測するステップ。
IPC (1件):
B60C19/00
FI (2件):
B60C19/00 Z ,  G01M17/02 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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