特許
J-GLOBAL ID:200903078555261661

吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 香樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-288149
公開番号(公開出願番号):特開2000-186865
出願日: 1999年10月08日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 吸収式冷凍機内で発生する水素ガスを外部へ放出させず内部で還元除去して運転効率の低下を抑制すること。【解決手段】 凝縮器9の冷媒液面93に張り付いている水素ガスH2 を、冷媒蒸気とともに抽出パイプ92を通じて処理タンク91に導入する。処理タンク91には加熱された酸化金属が設けられていて、水素ガスと酸化金属とが接触して還元作用が起こり、水素ガスは除去されるとともに水を生じる。この水は抽出パイプ92を通じて凝縮器9内に還流される。こうして、水素ガスが除去されるとと同時に、生成された水は機内にとどまるので冷媒中に混入した水の量が適正量に維持される。
請求項(抜粋):
冷媒を収容した蒸発器と、前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸収剤溶液で吸収する吸収器と、前記溶液の吸収剤濃度を回復させるため、該吸収剤溶液を加熱して冷媒蒸気を抽出する再生器と、前記再生器で抽出された冷媒蒸気を凝縮させて前記蒸発器へ供給するための凝縮器とを有する吸収式冷凍機において、前記冷媒としてアルコール系冷媒を使用すると共に、吸収冷凍サイクル中に発生する水素ガスに作用して還元反応を生じさせる酸化金属を主成分とする還元部を具備し、前記還元部を冷媒の通路に設けたことを特徴とする吸収式冷凍機。
IPC (2件):
F25B 15/00 ,  F25B 43/04
FI (2件):
F25B 15/00 B ,  F25B 43/04 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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