特許
J-GLOBAL ID:200903078574548475

圧縮機の吐出脈動減衰装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-107719
公開番号(公開出願番号):特開2000-297755
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 限られた大きさの中で、吐出脈動のうちで目的の周波数成分を安定して打ち消すことのできる圧縮機の吐出脈動減衰装置を提供する。【解決手段】 シリンダブロック11,12内に、所定の容積を有する膨張マフラ46と共鳴マフラ58とを隔壁59,60を介して、共鳴マフラ58が重力方向上側となるように区画する。膨張マフラ46を吐出室38,39及び吐出口48に接続するとともに、両マフラ46,58を隔壁59,60に形成された連通路61により連通させる。共鳴マフラ58の容積、連通路61の開口断面積及び通路長を、膨張マフラ46内の吐出脈動の特定の周波数成分を打ち消すような圧力変動を共鳴マフラ58内で生じるような値に設定する。そして、共鳴マフラ58内で凝縮した潤滑油を、連通路61を介して膨張マフラ46内に帰還させる。
請求項(抜粋):
ハウジング内に圧縮機構を収容し、その圧縮機構の動作により圧縮性流体を外部から吸入して圧縮するとともに前記ハウジング内に区画された吐出室内に吐出するように構成するとともに、その吐出室内の圧縮性流体を圧縮機の外部に導く流通経路を設け、前記ハウジング内におけるその流通経路の途中に吐出マフラ領域を区画した圧縮機において、前記吐出マフラ領域内に隔壁を設けて、前記吐出マフラ領域を前記流通経路の一部をなす第1マフラ室と、その第1マフラ室に連通路を介して連通されるとともに前記流通経路から独立された第2マフラ室とに二分し、前記圧縮性流体に同伴して前記第2マフラ室内に供給され、その第2マフラ室内で凝縮された液体を前記第1マフラ室内に帰還させる帰還手段を設けた圧縮機の吐出脈動減衰装置。
IPC (2件):
F04B 39/00 101 ,  F04B 27/08
FI (2件):
F04B 39/00 101 G ,  F04B 27/08 R
Fターム (10件):
3H003AA03 ,  3H003AC03 ,  3H003BA02 ,  3H003BH05 ,  3H076AA07 ,  3H076BB02 ,  3H076BB16 ,  3H076CC12 ,  3H076CC70 ,  3H076CC93
引用特許:
出願人引用 (2件)

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