特許
J-GLOBAL ID:200903078575269928

誘起絞りを備えた多焦点眼用レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  神田 藤博
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-524753
公開番号(公開出願番号):特表2004-526982
出願日: 2001年09月06日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【解決手段】多焦点レンズは、非2次曲面で非球面の光学表面により画成される。様々な代替表面形状は、光学的ステップにより取り囲まれた中央の遠視野領域を提供する。光学的ステップは、径方向に急激に増大するパワーを有して誘起された絞りを形成し、該絞りを通って、視覚システムの大脳皮質要素が集中するべく誘起される。誘起された絞りは、遠視界の明瞭さを向上させる。非2次曲面の非球面の光学表面は、所望の光学パワー分布を生成するため確定される。これらの表面関数は、コンタクトレンズを形成するためのコンピュータ駆動式旋盤システムで使用する上で簡単にするため多項式級数形態で提供される。定義関数の操作性を向上することを可能にするため、例えば、円錐項等の追加の要素が追加される。幾つかの形態で近視界矯正を改善するため、環状近視野領域は光学的ステップから径方向外側に延在する。低光度での遠視野を改善するため、パワーは、薄明視瞳孔寸法の外側のレンズ領域で減少される。代替の実施形態では、遠視野領域及び光学的ステップは周期関数により形成される。これらは、様々な特定の使用者による形状要求に適合するため、操作が容易であるといった利点を有する。形態の中には、拡大された近視野領域が、近視矯正を改善するため光学的ステップの外側で使用される形態もある。本発明は、コンタクトレンズ、強膜レンズ、眼内レンズ、及び、角膜組織内部に押し込められ又は外科的に形成されたレンズ、並びに、これらのレンズを設計し適合させる方法を含む。公称正のパワーのレンズも本発明の範囲内にあるが、負のレンズは、レンズ周辺部でのレンズ厚の減少及びその結果として減少した球面収差に起因して特別の利点を得ることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
眼用レンズであって、 頂点遠視パワーを有する、先端の回りの回転光学表面を備え、該先端は、頂点曲率半径を有し、該表面は、
IPC (1件):
G02C7/06
FI (1件):
G02C7/06
Fターム (1件):
2H006BD03
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 多焦点眼内レンズ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-265107   出願人:アイオプテックスリサーチインコーポレーテッド
  • 多焦点型眼用レンズ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-294999   出願人:株式会社メニコン
  • 改良形累進多焦点眼鏡レンズ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-212203   出願人:帝人化成株式会社

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