特許
J-GLOBAL ID:200903078581942669

リアルタイム多重波高分析装置および放射線監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-304191
公開番号(公開出願番号):特開平9-145847
出願日: 1995年11月22日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】測定対象に急激なレベルの変動があったときいち早く計測結果に反映され、かつ、各測定チャネルの測定精度が同等となるリアルタイム多重波高分析装置を提供する。【解決手段】測定周期を定めるサンプリングタイマを備えた制御回路11と、予め定めた波高値区分に属するパルス信号が入力される都度、波高値区分に対応してメモリに領域確保されたチャネルメモリ13の当該波高値チャネルの内容に1を加算するアドレス指定加算器12と、測定周期毎にチャネルメモリがリセットされる前にその格納値が転送されて演算処理の間保持しておくチャネルバッファ14及び演算結果を格納する積算チャネルメモリ16と、測定周期毎に積算チャネルメモリの格納値を用いて新しい測定データほど最終出力への影響が大きなるように格納値を更新する演算を実行する演算部15とを設ける。
請求項(抜粋):
信号源から時間的にランダムに入力される異なる波高値のパルス信号の波高値の分布を、測定周期を定めるサンプリングタイマを備えた制御回路の管理のもとに連続して繰り返して測定するリアルタイム多重波高分析装置であって、信号源から入力されるパルス信号の波高値をデジタル値に変換するA/D変換器と、デジタル値に変換された入力パルス信号の波高値を予め定めた波高値区分に分類する順位区分器と、メモリに設けられ、前記順位区分器の分類区分に対応して領域区分されて測定周期毎にリセットされるチャネルメモリと、このチャネルメモリがリセットされるときにその格納値が転送されて次の測定周期の間保持しておくチャネルバッファと、パルス信号が入力されて順位区分器が波高値区分の分類結果を出力する都度、前記チャネルメモリの波高値区分の分類結果に対応するアドレスのメモリ領域に1を加算するアドレス指定加算器と、メモリに領域確保され、測定周期終了時毎に行われる演算の結果を格納する積算チャネルメモリと、測定周期終了時毎に、前記積算チャネルメモリの各チャネル毎の格納値を用いて積算チャネルメモリと前記チャネルバッファの各チャネル格納値に乗ずべき係数の値を与える減衰係数の値を求め、減衰係数の値によって定まる係数を前記積算チャネルメモリとチャネルバッファの各チャネル格納値に乗じて得た値によって積算チャネルメモリの格納値を更新する演算を実行する演算部と、を備えたことを特徴とするリアルタイム多重波高分析装置。
IPC (2件):
G01T 1/36 ,  G01R 19/17
FI (2件):
G01T 1/36 B ,  G01R 19/17
引用特許:
審査官引用 (6件)
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