特許
J-GLOBAL ID:200903078603818363

被膜特性に優れる方向性けい素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203475
公開番号(公開出願番号):特開平10-046259
出願日: 1996年08月01日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 焼鈍分離剤の改良によって、磁気特性、被膜特性を向上される。【解決手段】 焼鈍分離剤の主剤のMgO として円相当径0.001 μm 以上0.1 μm 以下の範囲にある細孔の容積が0.03ml/g以上0.2 ml/g以下になるものを用いる。鋼板表面に塗付、乾燥させた後のMgO の水和水分量をMgO に対して1.0 wt%以上3.9 wt%以下にする。より好ましくは、細孔容積に応じてCAA値が所定の値になるようなMgO を用いる。
請求項(抜粋):
けい素鋼熱延板に1回又は中間焼鈍を含む複数回の冷間圧延を施して最終板厚に仕上げた後、一次再結晶焼鈍を施し、その後焼鈍分離剤を水でスラリー状にして鋼板表面に塗布、乾燥させてから最終仕上焼鈍を行う一連の工程よりなる方向性けい素鋼板の製造方法において、焼鈍分離剤の主剤のMgO として円相当径0.001 μm 以上0.1 μm 以下の範囲にある細孔の容積が0.03ml/g以上0.2 ml/g以下になるものを用い、かつ、鋼板表面に塗付、乾燥させた後のMgO の水和水分量をMgO に対して1.0 wt%以上3.9 wt%以下にすることを特徴とする被膜特性に優れる方向性けい素鋼の製造方法。
IPC (3件):
C21D 9/46 501 ,  C21D 1/26 ,  C23C 22/00
FI (3件):
C21D 9/46 501 B ,  C21D 1/26 K ,  C23C 22/00 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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