特許
J-GLOBAL ID:200903078648782610

リニア駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-300436
公開番号(公開出願番号):特開平9-121574
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 加工精度を緩和し、効率よくグリップ力を発生させ、グリップ部の磨耗が発生してもグリップ力を余り低下させないリニア駆動機構を提供すること。【解決手段】 同一形状、寸法の構造体A、Bでアクチュエータ1を構成する。移動用圧電素子3によってグリップ部10を図中左右に移動させ、グリップ用圧電素子4によってグリップ部10、10を図中上下方向に開閉させる。門形のスライダのばね性のあるグリップ板でグリップ部10、10を挟む。2つの構造体のグリップ部を交互に開きスライダのグリップ板を押し開いてグリップし、このグリップしているときの移動用圧電素子の作用よる変位によりスライダを移動方向(図中左右方向)に移動させる。グリップ部をスライダのグリップ板が押圧しているから、グリップ部の変位量がグリップ力となりグリップ力を増大させスライダの推力を増す。スライダのグリップ板がグリップ部を押圧する構成であるからスライダのグリップ面の加工精度を格別高精度に加工する必要がない。
請求項(抜粋):
スライダをグリップするグリップ部を有し該グリップ部をスライダの移動方向に対して直角方向に開閉させるグリップ用圧電素子と、上記グリップ部をスライダの移動方向に往復動させると移動用圧電素子とを備える構造体を2個1組としてアクチュエータを構成し、少なくとも1つのアクチュエータをベースに併設し、上記スライダは該スライダの移動方向に平行に配置されたグリップ板を有し、該グリップ板は上記2つの構造体のグリップ部を押圧するようにばね力が付与され、どちらか一方の構造体のグリップ部がグリップ用圧電素子の作用により上記グリップ板のばね力に抗してグリップ板を移動させたとき、他方の構造体のグリップ用圧電素子の作用を逆の状態にしてグリップ部とグリップ板との接触を解き、グリップ部がグリップ板を押圧している構造体の移動用圧電素子の作用によってグリップ部を移動させてスライダを移動させるリニア駆動機構。
IPC (2件):
H02N 2/00 ,  B06B 1/06
FI (2件):
H02N 2/00 C ,  B06B 1/06 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-138071
  • 特開昭62-085681
  • 特開昭58-009580
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