特許
J-GLOBAL ID:200903078719789670
造血器腫瘍細胞検出方法および造血器腫瘍細胞検出キット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-331107
公開番号(公開出願番号):特開2004-000128
出願日: 2002年11月14日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】分子生物学的知見を利用して、造血器腫瘍細胞の高感度かつ高特異的に検出する造血器腫瘍細胞検出方法および検出キットを提供する。【解決手段】造血器細胞を含む検体試料中に含まれる、造血器細胞に特異的なプロテインチロシンホスファターゼSHP1蛋白質を定量するとともに、上記検体試料から得られるSHP1遺伝子の塩基配列中に含まれるCpG島のメチル化を確認する。これによって、一つの遺伝情報により造血器腫瘍細胞の有無を2段階で確認するため、非常に高い特異性で造血器腫瘍細胞を検出することができる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(1)造血器細胞を含む検体試料中に含まれる、造血器細胞に特異的なプロテインチロシンホスファターゼSHP1遺伝子の塩基配列中に含まれるCpG島のメチル化を確認するSHP1遺伝子メチル化確認工程、
(2)上記検体試料から得られるSHP1蛋白質およびSHP1mRNAの少なくとも一方の発現量を定量するSHP1遺伝子産物定量工程、および、
(3)上記検体試料に含まれるSHP1遺伝子の異型接合性喪失(LOH)の有無を確認するSHP1遺伝子LOH確認工程、
の少なくとも何れかを含むことを特徴とする造血器腫瘍細胞検出方法。
IPC (8件):
C12Q1/68
, C12N15/09
, C12Q1/02
, C12Q1/42
, C12Q1/44
, G01N27/447
, G01N33/53
, G01N33/566
FI (10件):
C12Q1/68 A
, C12Q1/02
, C12Q1/42
, C12Q1/44
, G01N33/53 D
, G01N33/53 M
, G01N33/566
, C12N15/00 A
, G01N27/26 301A
, G01N27/26 315J
Fターム (23件):
4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024CA12
, 4B024CA20
, 4B024HA09
, 4B024HA12
, 4B024HA20
, 4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QQ08
, 4B063QQ33
, 4B063QQ43
, 4B063QQ53
, 4B063QQ62
, 4B063QR08
, 4B063QR14
, 4B063QR32
, 4B063QR50
, 4B063QR62
, 4B063QS11
, 4B063QS16
, 4B063QS25
, 4B063QS34
引用文献:
審査官引用 (8件)
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日本病理学会誌, 2001, 第91巻, 第138頁
-
血液・腫瘍科, 2000, 第40巻, 第570-575頁
-
血液・腫瘍科, 2001, 第42巻, 第186-190頁
-
Am. J. Pathol., vol. 159, pp. 1495-1505 (2001)
-
Cancer Res., vol. 15, pp. 6390-6394 (Nov. 2002)
-
癌の臨床, 200210, 第48巻, 第561-568頁
-
Lab. Invest., vol. 83, pp. 1849-1858 (2003)
-
日本臨床, 2003, V61 N11, 第2025-2032頁
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