特許
J-GLOBAL ID:200903078771077794

神経網膜の両側に刺激電極および接地帰路電極が配置された人工網膜装置およびその装着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外8名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-579897
公開番号(公開出願番号):特表2003-531697
出願日: 2001年05月01日
公開日(公表日): 2003年10月28日
要約:
【要約】人工網膜装置(10)は、或る種の網膜疾患性盲目を患う人の眼の網膜下空間に移植されると、網膜の残留生存細胞に電気刺激を与えることにより人工視力を誘起させる。人工網膜装置(10)では、刺激電極装置(12)が網膜下空間に設置されるのが好ましく、テール状の拡張部(30)が接地帰路電極装置(16)の遠位部を収容して硝子体腔内に設置される。刺激電極装置は電極補体(22)の配列を備えている。電極補体(22)は、各々が1個以上のマイクロフォトダイオード(23a)を有しており、これらダイオードが電気的に例えば直列に接続されて、マイクロ電極に増大させられた電圧および電流を供与する。刺激電極装置(12)と接地帰路電極装置(16)の接地帰路電極(14)とは神経網膜の両側に配置されて、神経網膜細胞に効率的かつ高解像度で経網膜的に電気刺激を施すことができるようにするのが好ましい。
請求項(抜粋):
眼の神経網膜を電気刺激して人工視力を生成する人工網膜装置であって、人工網膜装置は、 電源と、 電源に接続される少なくとも1つの刺激電極と、 電源に接続される少なくとも1つの接地帰路電極とを備えており、刺激電極と接地帰路電極は、神経網膜の両側で眼の内部に配置されるように構成されている、人工網膜装置。
IPC (3件):
A61N 1/05 ,  A61F 2/14 ,  A61F 9/007
FI (3件):
A61N 1/05 ,  A61F 2/14 ,  A61F 9/00 590
Fターム (5件):
4C053CC10 ,  4C097AA24 ,  4C097BB01 ,  4C097CC01 ,  4C097SA10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 網膜インプラントおよびその製造方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-616708   出願人:エベルハルト・カルルス・ウニヴェルズィテートテュービンゲンウニヴェルズィテートクリニク

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