特許
J-GLOBAL ID:200903078783316530

生産性の高い溶銑脱燐方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-073922
公開番号(公開出願番号):特開平8-253804
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明により、転炉での溶銑脱燐処理と脱炭処理に関するもので、高速度での酸素供給下での、生産性の高い溶銑の脱燐方法を提供するものである。【構成】 上底吹き転炉における脱燐吹錬において、同心多角形又は同心円の断面を有するスリット状の酸素供給管を有し、前記酸素供給管の先端開口面の一部に2〜10個の遮蔽板を配し、前記遮蔽板で分離された個々の前記先端開口面の長辺長さB(mm)と短辺長さh(mm)の比B/hが10〜225、ランス直径をR(mm)とした場合の(B×h)/Rが0.4〜4であるノズル(N)を有する上吹きランスを用い、ランス中心点を含むランス先端部をランス本体に対し上下方向に移動させずに酸素供給速度F(Nm3 /(min・ton))を2〜4とした生産性の高い溶銑脱燐方法。
請求項(抜粋):
上吹きランスから酸素を供給し、かつ、鋼浴をガス撹拌せしめる精錬装置を用い、溶銑温度を1250〜1450°C、溶銑中の炭素濃度を2.5〜4.5%、撹拌エネルギー密度E(kW/ton)を1.5〜4とした条件での脱燐方法において、同心の3〜16角形の多角形又は同心円の断面を有する1条のスリット状の酸素供給管を有し、前記酸素供給管の先端開口面の一部に2〜10個の遮蔽板を配し、前記遮蔽板で分離された個々の前記先端開口面の長辺長さB(mm)と短辺長さh(mm)の比B/hが10〜225、ランス直径をR(mm)とした場合の(B×h)/Rが0.4〜4であるノズル(N)を有する上吹きランスを用い、ランス中心点を含むランス先端部をランス本体に対し上下方向に移動させずに酸素供給速度F(Nm3 /(min・ton))を2〜4とすることを特徴とする生産性の高い溶銑脱燐方法。
IPC (3件):
C21C 5/32 ,  C21C 1/02 110 ,  C21C 5/46 101
FI (3件):
C21C 5/32 ,  C21C 1/02 110 ,  C21C 5/46 101

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