特許

J-GLOBAL ID：200903078890118423

スパーブイによる海象計測方法およびその装置

発明者： 麻生 裕司 ,  小森 茂典 ,  山口 功 ,  葛西 時雄 ,  井川 寛隆 ,  張替 正敏
出願人/特許権者： 株式会社ゼニライトブイ ,  独立行政法人 宇宙航空研究開発機構
代理人 (2件)： 藤田 邦彦 ,  藤田 典彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-159289
公開番号（公開出願番号）：特開2007-327853
出願日： 2006年06月08日
公開日（公表日）： 2007年12月20日
要約：

【解決手段】スパーブイの上部に搭載したGPS式の運動計測センサ2でスパーブイ上部の動揺による運動変位を3次元位置データとして時系列に計測し、時系列で得られたこの3次元位置データに基づいて波によるスパーブイの縦揺れ振幅角φと運動周期Twを求める。得られたスパーブイの縦揺れ振幅角φと運動周期Twの数値から波高Hwの近似値を求め、その数値をもって海洋波の波高を推定する。近似値の求め方として、あらかじめ作成しておいた運動特性テーブルのテーブルルックアップによる補間計算法を用いる。【効果】GPS測位データに基づいたリアルタイムな海象情報を極めて簡単に、かつ、精度良く安定して得ることができる。既存のスパーブイに従来から用いられている運動計測センサ2を容易に後付けすることができ、コスト面でも大きなメリットがある。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

スパーブイ上部に搭載したGPS式の運動計測センサでスパーブイ上部の動揺による運動変位を3次元位置データとして時系列に計測し、時系列で得られたこの3次元位置データに基づいて波によるスパーブイの縦揺れ振幅角φと運動周期Twを求めることを特徴とするスパーブイによる海象計測方法。

IPC (4件)：

G01C 13/00 ,  G01S 5/14 ,  G01W 1/08 ,  B63B 22/18

FI (4件)：

G01C13/00 W ,  G01S5/14 ,  G01W1/08 G ,  B63B22/18

Fターム (5件)：

5J062AA01 ,  5J062AA11 ,  5J062BB09 ,  5J062CC07 ,  5J062DD23

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 特許第3658595号明細書
  
• 特許第3726112号明細書
  
• 特許第3760243号明細書
  

審査官引用 (4件)

• GPS式波向計測方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-362806   出願人：独立行政法人航空宇宙技術研究所
• 海面変位計測装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-355220   出願人：日立造船株式会社, 東京大学長
• 大型浮体による波浪情報計測方法と装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-195632   出願人：川崎重工業株式会社
• ブイ、ブイ装置及び波浪情報計測装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-361631   出願人：三菱重工業株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

• 酒田港における波浪観測装置について