特許

J-GLOBAL ID：200903078924151603

貼合成形品の射出成形方法

発明者： 寺岡 淳男 ,  津田 文朗 ,  横山 和久
出願人/特許権者： 株式会社日本製鋼所
代理人 (1件)： 杉谷 嘉昭 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-103777
公開番号（公開出願番号）：特開2001-287237
出願日： 2000年04月05日
公開日（公表日）： 2001年10月16日
要約：

【要約】【課題】射出圧力を低くして、インサートされている表皮層の損傷を防止しても成形欠陥が生じない、高品質の貼合成形品を安価に得ることができる貼合成形品の射出成形方法を提供する。【解決手段】 固定金型(1)と可動金型(2)とを使用して、表皮層(S)と発泡層(H)と本体(B)とからなる貼合成形品を成形する。固定金型(1)のコア(2)に本体(B)を、そして可動金型(2)の凹部(12)の表皮層(S)をインサートして型閉じする。次いで表皮層(S)と本体(B)との間に形成されるキャビテイ(Ch)に、超臨界状態の二酸化炭素流体等の物理的発泡剤が溶解された、低粘性の発泡溶融樹脂を射出し発泡させて、表皮層(S)と発泡層(H)と本体(B)とが貼り合わされた貼合成形品(W)を得る。

請求項（抜粋）：

固定金型と可動金型とを使用して、表皮層と発泡層と本体とからなる貼合成形品を成形する射出成形方法であって、前記固定金型と可動金型のいずれか一方の金型に、あらかじめ得られた表皮層を、他方の金型に本体をそれぞれインサートして前記可動金型を固定金型に対して型閉じし、次いで型閉じされた表皮層と本体との間に形成されるキャビテイに、超臨界状態の二酸化炭素流体等の物理的発泡剤が溶解された発泡溶融樹脂を射出し発泡させ、それによって表皮層と発泡層と本体とが貼り合わされた貼合成形品を得ることを特徴とする貼合成形品の射出成形方法。

IPC (5件)：

B29C 45/14 ,  B29K101:12 ,  B29K105:04 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58

FI (5件)：

B29C 45/14 ,  B29K101:12 ,  B29K105:04 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58

Fターム (16件)：

4F206AB02 ,  4F206AG03 ,  4F206AG20 ,  4F206AH25 ,  4F206AH26 ,  4F206AH48 ,  4F206JA04 ,  4F206JB12 ,  4F206JB13 ,  4F206JB24 ,  4F206JC01 ,  4F206JL02 ,  4F206JM04 ,  4F206JN12 ,  4F206JN35 ,  4F206JQ81

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 多層成形品の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-150711   出願人：本田技研工業株式会社
• 特開平2-074340
  
• 熱可塑性樹脂構造体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-357565   出願人：チッソ株式会社
• 特開平2-074340