特許
J-GLOBAL ID:200903078928860749
電動ブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-301164
公開番号(公開出願番号):特開2003-106355
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】 モータに供給する電流値を制御して必要なピストン推力を得る制御方式を維持しつつその補正量の決定に温度による変動要因を加え、もって環境温度によらずに所望の制動力を安定して得る。【解決手段】 モータ12の回転を差動減速機構14にて減速した後、ボールランプ機構12にて直線運動に変換してピストン11に伝達し、ピストン11の推進により制動力を発生する電動ブレーキ装置において、モータ12の周りまたは差動減速機構14の周りに温度センサ60を設け、この温度センサ60により検出した温度に基いて、グリスを封入した差動減速機構14を含む機構部の回転抵抗による無効電流値を求め、この無効電流値をモータ12に供給する電流値の補正に用いて、温度によるピストン推力の変動を抑える。
請求項(抜粋):
ピストンと、モータと、該モータの回転を減速する減速機構と、該減速機構の回転を直線運動に変換して前記ピストンに伝達する運動変換機構とを配設してなるキャリパを備え、前記モータの回転に応じて前記ピストンを推進し、その推力でブレーキパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生する電動ブレーキ装置であって、前記モータに供給する電流値に基いて必要なピストン推力を得るための制御を行う電動ブレーキ装置において、前記キャリパに、該キャリパ内の温度を検出する温度センサを設け、該温度センサにより検出した温度に基いて求めた、機構部の回転抵抗による無効電流値を前記モータに供給する電流値の補正に用いることを特徴とする電動ブレーキ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16D 66/00 A
, F16D 65/21 D
Fターム (11件):
3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA63
, 3J058AA78
, 3J058AA87
, 3J058BA05
, 3J058BA60
, 3J058CC15
, 3J058CC63
, 3J058DB25
, 3J058FA01
引用特許: