特許
J-GLOBAL ID:200903078940432280
ヘリウム冷却高速増殖炉
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西澤 利夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131397
公開番号(公開出願番号):特開平10-319169
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 高速増殖炉の原子炉の燃料棒を1次回路を流れるヘリウムによって冷却するとともに、1次回路を流れるヘリウムの熱をヘリウムを用いた2次回路へ中間熱交換器において移動させ、2次回路を流れるヘリウムを発電用の作動流体として利用することで、安全性、信頼性を確保し、経済的であって、地球環境を汚染することなく、エネルギー資源性の面で優れたエネルギーシステムを提供する。【解決手段】 炉心燃料棒を封入した燃料被覆管の外側に所定間隙をおいて流路外管を設置し、燃料被覆管と流路外管の間に環状流路を有するヘリウム環状流路ユニットが所定数配設されてなる炉心を具備し、炉心燃料棒の核分裂物質の燃焼により発生する熱を受け取り、中間熱交換器を経、炉心燃料棒を冷却するヘリウムを循環させる1次回路と、前記中間熱交換器において前記1次回路のヘリウムから熱を受け取り、ガスタービン発電用の作動流体として作動するヘリウムを循環させる2次回路と、2次回路のヘリウムを海水によって冷却するとともに廃熱を海水淡水化に利用する冷却系を備える。
請求項(抜粋):
原子炉容器中において炉心を構成する炉心燃料棒の核分裂物質の燃焼により発生する熱を受け取り、中間熱交換器を経て炉心燃料棒を冷却するヘリウムを循環させる1次回路と、前記中間熱交換器において前記1次回路のヘリウムから熱を受け取り、ガスタービン発電用の作動流体として作動するヘリウムを循環させる2次回路とを備えてなるヘリウム冷却高速増殖炉であって、炉心燃料棒を封入した被覆管の外側に所定間隙をおいて流路外管を設置し、燃料被覆管と流路外管の間に環状流路を有するヘリウム環状流路ユニットが所定数配設されてなる炉心を具備することを特徴とするヘリウム冷却高速増殖炉。
IPC (6件):
G21C 15/06 GDF
, F25B 9/00
, G21C 3/07 GDF
, G21C 5/00 GDF
, G21C 13/024 GDF
, G21C 15/28 GDF
FI (6件):
G21C 15/06 GDF E
, F25B 9/00 A
, G21C 5/00 GDF A
, G21C 15/28 GDF E
, G21C 3/06 GDF D
, G21C 13/02 GDF K
引用特許:
引用文献:
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