特許
J-GLOBAL ID:200903078955787239

ノイズキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-188223
公開番号(公開出願番号):特開平8-056180
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 主信号中に混入する雑音成分を効果的に打ち消した上で、さらにこの打ち消しにより主信号の所望信号成分に発生する信号歪みを低減し、これにより主信号のS/Nをさらに高める。【構成】 主信号に含まれる雑音成分を消去するための適応フィルタ5aおよび減算器5bの出力側に歪み補償用フィルタ回路5cを設け、この歪み補償用フィルタ回路5cにおいて、上記適応フィルタ5aの伝達関数P^(z) と、主信号XA(z)および参照信号XB(z)を基に生成した伝達特性Q^(z) とに基づいて、上記減算器5bから出力された主信号E(z) の所望信号成分に発生した信号歪み{1-P^(z) Q(z) }の特性とは逆の伝達特性1/{1-P^(z) Q^(z) }を設定し、上記主信号E(z) をこの伝達特性に従ってフィルタリングして出力するようにしたものである。
請求項(抜粋):
雑音源から発生された雑音を含む所望の信号を主信号として取り込み、この主信号から雑音成分を除去する機能を備えたノイズキャンセラにおいて、主として前記雑音源から発生された雑音を取り込んで参照信号として出力するための参照入力手段と、前記主信号および前記参照入力手段から出力された参照信号に基づいて前記主信号に含まれる雑音成分を適応的に推定し、その推定結果を基に推定雑音信号を生成するための雑音推定手段と、この雑音推定手段により生成された推定雑音信号を前記主信号から減算して当該主信号に含まれる雑音成分を消去するための減算手段と、この減算手段における減算により減算後の主信号に発生する信号歪みの特性に対し逆となる伝達特性を設定し、この伝達特性に従って前記減算後の主信号をフィルタリング処理して当該減算後の主信号に発生した信号歪みを低減するための信号歪み補償手段とを具備したことを特徴とするノイズキャンセラ。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04B 1/10
引用特許:
審査官引用 (5件)
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