特許
J-GLOBAL ID:200903078977592474

有機磁性膜およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-054362
公開番号(公開出願番号):特開平6-045142
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 表面に活性水素基を有するかまたは付与した基体1の表面に、ラジカル発生前駆体基、もしくは金属イオン捕捉基を分子内に含み、末端にハロシリル基またはアルコキシドシリル基等の反応性官能基を有する化学吸着剤を接触させ、次に未反応化学吸着剤を除去して化学吸着膜を形成し、しかる後前記化学吸着膜にラジカルを発生させるかまたは磁性を発現させる。【構成】 膜表面にあるジアゾ基を紫外線照射によりカルベンにすると、有機磁性化学吸着単分子膜が得られる。別の方法として、ラジカルまたは金属を分子内に含み、末端に前記反応性官能基を有する化学吸着剤を接触させて形成してもよい。これにより、金属若しくはラジカルに由来する不対電子を有する有機分子を配列させ、かつ磁性を示す有機磁性膜11を形成できる。膜厚はオングストロームオーダーである。
請求項(抜粋):
膜を構成する分子が基体と直接または間接的に、Si、Ge、Sn、Ti、Zr、S、Cから選ばれる少なくとも1つの原子を介して共有結合で固定されている有機膜であって、前記有機膜内に金属及び/またはラジカルに由来する不対電子を有し、かつ磁性を有することを特徴とする有機磁性膜。
IPC (3件):
H01F 10/10 ,  C08G 77/00 NTZ ,  H01F 41/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-026624

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