特許
J-GLOBAL ID:200903079016496988

音声合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139371
公開番号(公開出願番号):特開平11-338498
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 仮名漢字混じりテキストから得られた形態素列が複数かつ曖昧である場合に、その事実又は正解の可能性のある複数候補の内容をユーザに伝える。【解決手段】 複数形態素出力言語解析部47は、仮名漢字混じりテキスト40から得た最尤形態素列49を言語尤度判定部37へ送り、言語尤度判定部37がその中に曖昧性の高い形態素列の区間について複数の読み候補が存在すると判定した場合には複数形態素提示指令部48からの複数形態素提示指令51に従い複数形態素列52をパラメータ生成部36へ送る。一方、パラメータ変更部55は、当該区間に対応する韻律パラメータ43の変更を行うパラメータ変更指令56をパラメータ生成部36へ指示する。パラメータ生成部36は、複数の音響パラメータ42の抽出及び韻律パラメータ43の決定を行う。音声合成部39は、各パラメータ42,43により複数の合成音声44を生成し、スピーカ等により出力する。
請求項(抜粋):
入力されたテキストを解析して言語尤度を含む形態素列を得る言語解析手段と、前記言語解析手段が得た形態素列の読み、アクセント型等の付加情報に基づいて音響パラメータ及びピッチや時間長、ポーズ等の韻律パラメータを決定するパラメータ生成手段と、前記パラメータ生成手段が決定したパラメータに基づき合成音声を生成する音声合成手段と、前記言語解析手段が得た形態素列の言語尤度が曖昧性の判断指標となる所定の閾値を下回るかどうかの判定を行う言語尤度判定手段と、前記言語尤度判定手段による判定の結果、言語尤度が閾値を下回った区間が判定対象となる形態素列に存在した場合には、当該区間に対応する前記パラメータの変更を前記パラメータ生成手段へ指示するパラメータ変更手段と、を有し、形態素解析の結果、曖昧性の高い形態素列の区間の音声を他の区間の音声と判別可能に生成することを特徴とする音声合成装置。
IPC (3件):
G10L 5/04 ,  G06F 17/27 ,  G10L 3/00
FI (3件):
G10L 5/04 F ,  G10L 3/00 H ,  G06F 15/38 E
引用特許:
出願人引用 (8件)
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