特許
J-GLOBAL ID:200903079016701417

マルチプロセッサシステムとその排他制御の調停方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 正夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-160562
公開番号(公開出願番号):特開2001-344195
出願日: 2000年05月30日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 効率的に排他制御を調停することにより、タイムアウト等のシステムの処理に支障を来す事態の発生を防止するマルチプロセッサシステムを提供する。【解決手段】 マルチプロセッサシステム1において、プロセッサ10を搭載するカード100と、カードを相互に接続するバス80と、排他制御を実行中のプロセッサの存在を示す排他制御フラグと、プロセッサ毎に、排他制御の要求が失敗したことを示す失敗フラグと、および、再発行された排他制御要求が成功したことを示す成功フラグを備え、各カードからの排他制御要求を、他のカードが受け取り、共通の調停論理に基づき各カードのそれぞれが同一の要求処理順序を判定し実行する分散調停方式により排他制御の調停を行うことを特徴とする。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサによりタスクを処理するマルチプロセッサシステムにおいて、1つ又は複数の各前記プロセッサを搭載するカードと、前記カードを相互に接続するバスと、排他制御を実行中のプロセッサの存在の有無を示す排他制御フラグと、各前記プロセッサ毎に、排他制御要求の失敗がこれまでに発生したかどうかを示す失敗フラグと、各前記プロセッサ毎に、排他制御要求に失敗したために再発行された排他制御要求がこれまでに成功したことがあるかを示す成功フラグを備え、各前記カードから出力される排他制御要求を、前記バスを介して他の前記カードが受け取り、全ての各前記カードに共通に定められた調停論理に基づき、各前記カードのそれぞれが同一の要求処理順序を判定し実行する、分散調停方式による排他制御の調停を行うことを特徴とするマルチプロセッサシステム。
IPC (3件):
G06F 13/368 ,  G06F 9/46 360 ,  G06F 15/177 682
FI (3件):
G06F 13/368 Z ,  G06F 9/46 360 D ,  G06F 15/177 682 G
Fターム (11件):
5B045EE07 ,  5B045EE16 ,  5B045EE18 ,  5B061BB21 ,  5B061BC04 ,  5B061RR03 ,  5B098AA10 ,  5B098GA04 ,  5B098GD01 ,  5B098GD15 ,  5B098GD22
引用特許:
審査官引用 (2件)

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