特許

J-GLOBAL ID：200903079017776488

球面アクチュエータ

発明者： 遠山 茂樹 ,  宮谷 保太朗
出願人/特許権者： オムロン株式会社
代理人 (1件)： 中野 雅房
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-070983
公開番号（公開出願番号）：特開平9-238485
出願日： 1996年02月29日
公開日（公表日）： 1997年09月09日
要約：

【要約】【課題】 ステータがロータに片当たりして、びびり振動やびびり音が発生するのを防止する。しかも、ロータの中心位置がずれて駆動トルクが効率良く伝達されなくなるのを防止する。【解決手段】 ロータRの周囲には4つのステータS1,S2,S3,S4が配設されている。そのうち2つのステータS1,S2は前面側へ偏った位置でロータRに接触し、2つのステータS3,S4は背面側へ偏った位置でロータRに接触し、ロータRは4つのステータS1,S2,S3,S4によって支持されている。このうち3つのステータS2,S3,S4は皿バネ8によって弾性的に支持されていて比較的大きなコンプライアンスを有しており、1つのステータS1は板材9によって弾性的に支持されていて小さなコンプライアンスを有している。

請求項（抜粋）：

ステータに発生させた微小振動を略球状のロータへ伝達させて前記ロータを回転駆動させるようにした球面アクチュエータにおいて、前記ロータはその表面に複数のステータを接触させることによって支持され、各ステータはコンプライアンスを有し、複数のステータのうち1つのステータのコンプライアンスが他のステータのコンプライアンスに比べて小さいことを特徴とする球面アクチュエータ。