特許
J-GLOBAL ID:200903079070393086

排出ガス再循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-030304
公開番号(公開出願番号):特開平10-030504
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関において、再循環ガス流入口にデポジットが生じて閉塞したり、再循環ガス制御弁の弁体とバルブシート部が固着するのを防止する。【解決手段】 再循環ガス制御弁21が吸気通路4の上部に設けられ、そのバルブシート26は隔壁23によって吸気通路4と隔てられている。制御弁21を通過した再循環ガスEGは流入通路31の流入口32から吸気FAの中へ流入して混合する。上流側の流入口19から流入するブローバイガスBGにはオイル分が含まれているので、それが吸気通路4の内面に付着して油膜を形成するが、このオイル分は重力によって下方へ流れるのと、上方にあるバルブシート26は隔壁23によって覆われているために、オイル分が再循環ガス制御弁21に侵入することが防止され、再循環ガスEG中のカーボン粒がブローバイガスBG中のオイル分と混合してデポジット等を形成することが阻止される。
請求項(抜粋):
排出ガスの一部を分流させて再循環ガスとして吸気通路へ還流させる再循環ガス導入通路と、該再循環ガス導入通路の末端部に設けられて前記吸気通路に向かって流入する再循環ガスの量を調節する再循環ガス制御弁とを備えている内燃機関において、前記再循環ガス制御弁のバルブシート部が前記吸気通路の上部の位置に設けられていると共に、前記バルブシート部と前記吸気通路との間を隔てるように下流側に向かって延びる隔壁が設けられることにより、前記バルブシート部から見て下流側に向かって開く再循環ガス導入口が前記吸気通路の上部に形成され、それによって、前記バルブシート部の弁間隙を通過した再循環ガスが前記再循環ガス導入口を通過して下流側に向かって流れ、前記吸気通路内を流れる吸気と合流するように構成されていることを特徴とする排出ガス再循環装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る