特許
J-GLOBAL ID:200903079093609841

渦電流減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-091922
公開番号(公開出願番号):特開2000-287435
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】磁性材の鋼板からなる外側案内筒に熱処理により磁性の厚肉部分と非磁性の薄肉部分とを一体に形成した、製造が簡単で安価な渦電流減速装置を得る。【解決手段】 渦電流減速装置として、回転軸2に結合した制動ドラム8と、制動ドラム8の内部に配設した少くとも1つの可動の磁石支持筒25と、磁石支持筒25の外周面に周方向等間隔に配置した多数の磁石15と、磁石15の外周側を覆う外側案内筒22と、外側案内筒22に各磁石15と対向するように備えた磁性板41とを具備し、制動ドラム8に磁石15からの磁界に基づく渦電流により制動力を発生させる。外側案内筒22と磁性板に相当する厚肉部分41とを軟磁性体から一体に成形し、外側案内筒22の磁石15と対向しない薄肉部分41aにニツケル板を接合したうえ加熱して薄肉部分41aに拡散させる。
請求項(抜粋):
回転軸に結合した制動ドラムと、該制動ドラムの内部に配設した少くとも1つの可動の磁石支持筒と、該磁石支持筒の外周面に周方向等間隔に配置した多数の磁石と、該磁石の外周側を覆う外側案内筒と、該外側案内筒に前記各磁石と対向するように備えた磁性板とを具備し、前記制動ドラムに前記磁石からの磁界に基づく渦電流により制動力を発生させる渦電流減速装置において、前記磁性板に相当する厚肉部分と外側案内筒とを軟磁性体から一体に形成したうえ、磁石と対向しない薄肉部分にニツケルを加熱拡散して非磁性体にしたことを特徴とする渦電流減速装置。
Fターム (10件):
5H649AA03 ,  5H649BB02 ,  5H649GG09 ,  5H649GG13 ,  5H649GG16 ,  5H649HH08 ,  5H649HH16 ,  5H649PP02 ,  5H649PP08 ,  5H649PP13
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 永久磁石式渦電流減速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-172910   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 渦電流式減速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-313563   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 渦電流減速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-056849   出願人:いすゞ自動車株式会社

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