特許
J-GLOBAL ID:200903079100854601

状態記録再現方法、ならびに同方法を実現する計算機システム、及び同方法がプログラムされ記憶されるメモリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347693
公開番号(公開出願番号):特開平10-187616
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、フォールトトレランスを実現するために定義した特殊なサブルーチンを呼び出さなければならなかった従来の不都合を解消し、プログラマの負担軽減をはかる。【解決手段】 デーモンプロセス15とライブラリ11(12)等を用いて、コンピュータシステムの上位層で実現されるフォールトトレラントミドルウェアに、アプリケーションプログラムがシステムコールを発行する前に制御権を獲得し、プロセスのチェックポイント13(14)採取のために必要な情報を記録した上で、OSに処理を委ねる仕掛けを組み込むことにより、アプリケーションプログラムが特殊なサブルーチンを呼び出す必要を無くし、また、アプリケーションプログラムに一切の手直しを施すことなくフォールトトレランス化を実現する。
請求項(抜粋):
プロセスの状態を定期的に記録し、必要に応じ、記録された状態を復元して処理を再開することのできる、障害回復のための手段を持つ計算機システムにおいて、あるプロセスがオペレーティングシステムに対して処理を委ねる際、その前後において制御権を獲得し、その前段階において上記状態保存のための要求に対する処理を禁止し、後段階においてそれを解除するとともに、オペレーティングシステムから受けるサービスに関する提供情報を記録し、必要に応じ、上記オペレーティングシステムから受けるサービスに関する提供情報と保存されたプロセスの状態情報を復元し、処理を再開することを特徴とする状態記録再現方法。
IPC (4件):
G06F 15/00 320 ,  G06F 11/34 ,  G06F 12/00 531 ,  G06F 15/16 470
FI (4件):
G06F 15/00 320 D ,  G06F 11/34 A ,  G06F 12/00 531 J ,  G06F 15/16 470 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • デバッグ方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-105545   出願人:株式会社東芝
  • エミユレーシヨンチツプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-197562   出願人:日本電気株式会社
  • 特開平4-219828

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