特許
J-GLOBAL ID:200903079112833413
電力系統の自律型分散制御システム及び制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-304662
公開番号(公開出願番号):特開2007-116805
出願日: 2005年10月19日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
【課題】自律型分散制御システムにおいて電力系統全体の運転コストを低減化する。【解決手段】系統電力の系統周波数(SF)が周波数逸脱許容範囲の上限値(ΔF1U)より上昇したときは、発電機1の主力をゆっくり減衰させ、発電機2の出力を早く低下させる。系統周波数(SF)が周波数逸脱許容範囲の下限値(ΔF1L)より低下したときは、発電機1の出力をいち早く多く増加させ、発電機2の出力をゆっくり上昇させる。発電機1、2を有する自立型分散制御システムでは、発電機1の稼動する割合が高く設定され、全体として運転コストが低くなり、高効率となる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電力系統に電力を供給する複数の発電機が接続されている電力系統の自律型分散制御システムにおいて、
前記複数の発電機の中から制御対象とされる複数の発電機を選択し、選択された複数の制御対象の発電機のそれぞれに周波数制御装置を設け、前記制御対象の発電機につき発電効率の高い順に運転順位を設定すると共に、前記制御対象の発電機のそれぞれの周波数制御装置には、前記電力系統を流れる供給電力の周波数を検出しつつ、当該周波数が下限として設定した下限周波数より低下したときに、発電効率の高い発電機を発電効率の低い発電機より優先的に起動若しくは出力を分担させ、当該周波数が上限として設定した上限周波数より高くなったときに、発電効率の低い発電機を発電効率の高い発電機より優先的に停止若しくは出力を抑制するように、前記運転順位に基づいた制御特性が設定されていることを特徴とする電力系統の自律型分散制御システム。
IPC (3件):
H02P 9/14
, H02J 3/46
, H02J 3/38
FI (3件):
H02P9/14 A
, H02J3/46 B
, H02J3/38 B
Fターム (12件):
5G066HA15
, 5G066HA30
, 5G066HB01
, 5H590AA11
, 5H590CC01
, 5H590CC24
, 5H590CE01
, 5H590EA16
, 5H590EB07
, 5H590GA09
, 5H590HA09
, 5H590JA02
引用特許:
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