特許
J-GLOBAL ID:200903079122034411

色素増感型太陽電池およびその両面光活性電極の製造方法。

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-148522
公開番号(公開出願番号):特開2005-332645
出願日: 2004年05月19日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】 両面光活性電極を有する色素増感型太陽電池を作製する際の短所は、一般の色素増感型太陽電池に比べて多層である分、当然生産コストが高くなります。また、多層式にすることで光の透過度が悪くなり、光電変換効率が低下します。多層式で光の透過度が悪くなるのを少しでも防ぐには基板を一枚でも減らすことが課題です。【解決手段】 基板の両側面に浸漬法にて透明導電膜材料を塗布、乾燥。その両側面に酸化チタンと溶媒を必須成分とするゲル状酸化チタンを塗布、乾燥。また、その両側面に増感色素と溶媒を必須成分とする増感色素液を塗布、乾燥して基板両側面の酸化チタン多孔質膜に増感色素を担持させる。浸漬法は製造方法が易しく、基板の両面塗布が一工程でできるので色素増感型太陽電池の両面光活性電極の製造方法に望ましく、上記の課題を解決する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
透明ガラス基板の両面に浸漬式にて透明導電膜材料を塗布、乾燥させて基板両面に透明導電膜を形成、その上に浸漬式にて酸化チタンと溶媒を必須成分とするゲル状酸化チタンを塗布、乾燥させて基板両面に酸化チタン多孔質膜を形成、またその上に浸漬式にて増感色素と溶媒を必須成分とする増感色素液を塗布、乾燥させて基板両面の酸化チタン多孔質膜に浸漬式にて増感色素を担持させる。このようにして透明ガラス基板の両面に作製した光活性電極とその両側の対極との間に電解層を介したことを特徴とする透明ガラス基板の色素増感型太陽電池用両面光活性電極の製造方法。
IPC (2件):
H01M14/00 ,  H01L31/04
FI (2件):
H01M14/00 P ,  H01L31/04 Z
Fターム (9件):
5F051AA14 ,  5F051BA14 ,  5H032AA06 ,  5H032AS06 ,  5H032AS16 ,  5H032BB05 ,  5H032CC16 ,  5H032EE02 ,  5H032EE07
引用特許:
出願人引用 (1件)

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