特許
J-GLOBAL ID:200903079142870283

酸化物超電導線材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274811
公開番号(公開出願番号):特開平10-125147
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 大型マグネットや高磁界マグネットの製造において要求される20kg/mm2 以上の引張り応力に耐え、かつ高い臨界電流密度を有する酸化物超電導線材を提供する。【解決手段】 酸化物超電導体からなるフィラメント1を直接覆う第1の安定化マトリックス2は、銀、またはフィラメントの超電導特性を劣化させない程度の量および種類の金属を含有する銀合金からなる。銀合金は好ましくは0.2〜0.7at%のSbを含有するAg-Sb合金である。第1の安定化マトリックス2を覆う第2の安定化マトリックス3は、1.0〜8.0at%のMnを含有するAg-Mn合金からなる。
請求項(抜粋):
酸化物超電導体からなるフィラメントと、それを覆う安定化マトリックスとを備える酸化物超電導線材であって、前記安定化マトリックスが、前記フィラメントを直接覆う第1の部分と、前記第1の部分を覆う第2の部分とを備え、前記第1の部分は、銀ならびに前記フィラメントの超電導特性を劣化させない程度の量および種類の金属を含有する銀合金からなる群から選択される材料からなり、前記第2の部分は、1.0at%〜8.0at%のMnを含有するAg-Mn合金からなり、前記第1の部分は、前記第2の部分の成分が前記フィラメントの部分と反応して超電導特性が劣化するのを防止し、かつ前記第2の部分は、前記第1の部分よりも機械的強度が高いものであることを特徴とする、酸化物超電導線材。
IPC (2件):
H01B 12/04 ZAA ,  H01B 13/00 565
FI (2件):
H01B 12/04 ZAA ,  H01B 13/00 565 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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