特許
J-GLOBAL ID:200903029058473042

酸化物超電導線材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157333
公開番号(公開出願番号):特開平8-022721
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 応力や歪みによる特性劣化が全面的に防止され、たとえばコイル化を行う場合の耐歪み特性を改善し、信頼性の高いコイルとして機能する酸化物超電導線材、およびこのような酸化物超電導線材の製造方法の提供を目的とする。【構成】 酸化物超電導線材は、酸化物超電導体3と、この酸化物超電導体3の外周面を一体的に被覆する安定化などに機能するシース金属系外周被覆体とを具備して成る酸化物超電導線材において、前記金属系外周被覆体が少なくとも2層から成り、最内層1が Ag,Au,Pd,Ptから選ばれた少なくとも1種の金属、もしくは 5質量%を超えない範囲でMg,Al,Si,Ti, V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Nb,Cd,In,Sn から選ばれた少なくとも1種を含むAg,Au,Pd,Ptから選ばれたシース合金系で形成され、最外層2が0.01〜25質量%の範囲でMg,Al,Si,Ti, V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Nb,Cd,In,Sn から選ばれた少なくとも1種を含む Ag,Au,Pd,Ptから選ばれた合金系(ただし添加成分濃度は最外層の方が高い),ステンレス鋼,もしくはTi系合金で形成されていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
酸化物超電導体と、この酸化物超電導体の外周面を一体的に被覆する金属系外周被覆体とを具備して成る酸化物超電導線材において、前記金属系外周被覆体が少なくとも2層から成り、かつ最外層を成す被覆体層が、最内層を成す被覆体層よりも機械的強度の高い金属もしくは合金で形成されていることを特徴とする酸化物超電導線材。
IPC (3件):
H01B 12/10 ZAA ,  B21F 19/00 ZAA ,  H01B 13/00 565
引用特許:
審査官引用 (8件)
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