特許
J-GLOBAL ID:200903079229810082
静止物識別型移動体レーダー装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-349569
公開番号(公開出願番号):特開平7-191133
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 周波数を変化させながら連続的に電波を前方に放射して反射波を受信し、前方の静止物や移動物までの距離を計測する静止物識別型移動体レーダー装置に関し、静止物と移動物を簡単な演算処理で識別でき、静止物に惑わされることなく移動物までの距離を計測できる静止物識別型移動体レーダー装置を提供することを目的とする。【構成】 移動体自身の移動速度を計測する計測手段15と、静止物ピークが移動速度に起因して持つ周波数スペクトラム上のシフト量を移動速度に基づいて演算し、シフト量で2種類の周波数スペクトラムの少なくとも一方を補正する補正手段16と、補正された2種類の周波数スペクトラム上の対応するピークにおける補正の効果を識別して、ピークが静止物か移動物かを識別する識別手段17とを設けた構成とする。
請求項(抜粋):
周波数を規則的に変化させた送出電波を被計測物に向かって送出する送出手段(11)と、前記被計測物からの反射波を受信した高周波信号に、そのときの送出電波の高周波信号を積算してビート信号を形成する受信手段(12)と、周波数が上昇する区間と下降する区間とでそれぞれ前記ビート信号を高速フーリエ変換して2種類の周波数スペクトラムを形成する変換手段(13)と、前記2種類の周波数スペクトラムについて、必要なピークを対応させ、それぞれのピークの周波数から前記被計測物までの距離を演算する演算手段(14)を有して、移動体に搭載される移動体レーダー装置において、前記移動体自身の移動速度を計測する計測手段(15)と、静止物ピークが前記移動速度に起因して持つ周波数スペクトラム上のシフト量を前記移動速度に基づいて演算し、前記シフト量で前記2種類の周波数スペクトラムの少なくとも一方を補正する補正手段(16)と、補正された前記2種類の周波数スペクトラム上の対応するピークにおける前記補正の効果を識別して、ピークが静止物か移動物かを識別する識別手段(17)を設けたことを特徴とする静止物識別型移動体レーダー装置。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-315083
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特開平4-305184
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車載レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-241782
出願人:トヨタ自動車株式会社
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