特許
J-GLOBAL ID:200903079276517032

高強度・高靭性マルテンサイト系ステンレス鋼継目無管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-221633
公開番号(公開出願番号):特開2004-027351
出願日: 2002年07月30日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】高強度で高靭性でかつ異方性の少ないのマルテンサイト系ステンレス鋼継目無管の製造方法を提案する。【解決手段】マルテンサイト系ステンレス鋼素材を、オーステナイト域に加熱し、穿孔圧延と延伸圧延により素管としたのち冷却して実質的にマルテンサイト組織とし、ついで、素管を二相域温度に再加熱して、圧延開始温度TをAc1 変態点〜Ac3 変態点の範囲内の温度とする仕上げ圧延を施したのち冷却し製品管とし、ついでAc1 変態点以下の温度で焼戻しを施す。なお、圧延開始温度TがAc1 変態点〜Ac3 変態点の範囲内の温度で、さらに断面減少率Rが10〜90%で、圧延開始温度Tと断面減少率Rが、800 ≦T- 0.625R≦ 850 を満足する仕上げ圧延とすることが好ましい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
マルテンサイト系ステンレス鋼素材を、オーステナイト域に加熱し、穿孔圧延と延伸圧延により素管とする素管製造工程と、該素管を再加熱して仕上圧延を行ない、その後、冷却して所定寸法の製品管とする仕上圧延工程と、該仕上圧延工程後、前記製品管にAc1 変態点以下の温度で焼戻し処理を施す焼戻し処理工程とを、順次施すマルテンサイト系ステンレス鋼継目無管の製造方法において、前記延伸圧延後に前記素管を冷却して実質的にマルテンサイト組織とし、さらに前記仕上圧延工程における前記素管の再加熱温度を(Ac1 変態点)〜(Ac3 変態点)の二相域温度とし、前記仕上圧延の圧延開始温度Tを(Ac1 変態点)〜(Ac3 変態点)の範囲内の温度とすることを特徴とする高強度・高靭性マルテンサイト系ステンレス鋼継目無管の製造方法。
IPC (1件):
C21D8/10
FI (1件):
C21D8/10 D
Fターム (26件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA12 ,  4K032AA14 ,  4K032AA15 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA20 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA39 ,  4K032AA40 ,  4K032BA03 ,  4K032CB01 ,  4K032CB02 ,  4K032CF00
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る