特許
J-GLOBAL ID:200903079293227196

可変容量型圧縮機における油貯留構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-302278
公開番号(公開出願番号):特開2001-123942
出願日: 1999年10月25日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】クラッチレス式の可変容量型圧縮機における制御圧室内における潤滑油の過剰な貯留を防止して圧縮機の信頼性を向上する。【解決手段】吐出室23と制御圧室121とは圧力供給通路26で接続されており、制御圧室121と吸入室22とは絞り作用を有する放圧通路29で接続されている。圧力供給通路26は吐出室23の冷媒を制御圧室121へ供給する。圧力供給通路26の入口261は、回転軸13の中心軸線131よりも上方の吐出室23の上部に開口している。
請求項(抜粋):
回転軸と一体的に回転するように、かつ前記回転軸に対して傾角可変に制御圧室に収容された斜板、及び前記回転軸の周りに配列されると共に、前記斜板の傾角に応じた往復動作を行なう複数のピストンを備え、前記ピストンの往動動作によってシリンダボアから吐出室へガスを吐出し、前記吐出室から圧力供給通路を介して前記制御圧室へガスを供給すると共に、前記制御圧室から放圧通路を介して吸入室へガスを放出して前記制御圧室内の圧力を制御し、前記制御圧室内の圧力の制御に基づいて前記斜板の傾角を制御し、前記回転軸の回転中かつ前記斜板の最小傾角状態において外部冷媒回路における冷媒循環を停止させる可変容量型圧縮機において、前記吐出室内に油貯留空間を形成するように前記吐出室最下部から所定距離だけ上方に前記圧力供給通路の入口を配置した可変容量型圧縮機における油貯留構造。
Fターム (8件):
3H076AA06 ,  3H076BB17 ,  3H076BB43 ,  3H076CC76 ,  3H076CC77 ,  3H076CC91 ,  3H076CC93 ,  3H076CC95
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 可変容量圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-259067   出願人:株式会社豊田自動織機製作所

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