特許
J-GLOBAL ID:200903079303687018

ラフィネート水素転化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-531522
公開番号(公開出願番号):特表2002-503757
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】VIが高く、揮発度の低い潤滑油基油を製造するための方法。この方法は、溶剤抽出工程からのラフィネートを2工程からなる1段式水素転化法に供給することを含み、第1の工程は、ラフィネートを高度に水素転化し、次いで低温水素化精製する工程を含む。次に、低温水素化精製工程からのエフルエントを接触脱ロウ処理するか、あるいは溶剤脱ロウ処理した後に接触脱ロウ処理を行う。
請求項(抜粋):
潤滑油原料油を溶剤精製することにより得られるラフィネートを選択的に水素転化することにより潤滑油基油を製造するための方法であって、(a)該潤滑油原料油を溶剤抽出域に導入し、芳香族に富むエクストラクトとパラフィンに富むラフィネートとを分離する工程と、(b)該ラフィネートから溶剤をストリッピングし、脱ろう油粘度指数が約85〜約105、終点が約650°Cを超えないラフィネート原料を製造する工程と、(c)該ラフィネート原料を水素転化域に通し、該ラフィネート原料を、非酸性水素転化触媒の存在下、340〜420°Cの温度、800〜2,000psig(5.5〜13.8mPa)の水素分圧、0.2〜3.0LHSVの空間速度、および500〜5,000Scf/B(89〜890m3/m3)の水素対原料比で処理して、水素転化ラフィネートを製造する工程と、(d)該水素転化ラフィネートを水素化精製域に通し、該水素転化ラフィネートを、水素化精製触媒の存在下、200〜330°Cの温度、800〜2,000psig(5.5〜13.8mPa)の水素分圧、1〜5LHSVの空間速度、および500〜5,000Scf/B(89〜890m3/m3)の水素対原料比で低温水素化精製して、水素化精製ラフィネートを製造する工程と、(e)該水素化精製ラフィネートを分離域に通し、約250°C未満の沸点を有する生成物を分離する工程と、(f)工程(e)からの水素化精製ラフィネートを脱ロウ処理域に通し、該水素化精製ラフィネートを、接触脱ロウ条件下、水素および金属水素添加成分と結晶質の10または12環モレキュラーシーブとを含む接触脱ロウ触媒の存在下で接触脱ロウ処理して、粘度指数が少なくとも約105である脱ロウ基油を製造する工程とを含むことを特徴とする潤滑油基油を製造するための方法。
IPC (6件):
C10G 71/00 ,  C10G 1/04 ,  C10G 3/00 ,  C10G 17/00 ,  C10G 21/00 ,  C10G 47/02
FI (6件):
C10G 71/00 ,  C10G 1/04 ,  C10G 3/00 ,  C10G 17/00 ,  C10G 21/00 ,  C10G 47/02
Fターム (5件):
4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA05 ,  4H029DA11 ,  4H029DA13
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-173189
  • 特開昭55-145793
  • 特開平2-173189
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