特許
J-GLOBAL ID:200903079320385580
事象分析装置、事象分析方法及びプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 峰 隆司
, 福原 淑弘
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-312882
公開番号(公開出願番号):特開2006-127059
出願日: 2004年10月27日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】時間経過に伴う調査対象の事象の変化の要因を特定することができる分析方法及び装置を提供する。【解決手段】複数の事象間の因果関係を示す構造データと、因果関係のある任意の2つの事象間について当該任意の2つの事象間の因果関係の強さを示す情報を含む、時系列な第1の因果モデルと第2の因果モデルを生成し、第1の事象と因果関係のある各事象について、第1及び第2の因果モデル間で、第1の事象との因果関係の強さの変化量及び当該各事象の起こる確率の変化量を算出し、第1の事象と因果関係のある事象のうち因果関係の強さの変化量が予め定められた閾値以上である事象と第1の事象との因果関係の強さの変化、及び第1の事象と因果関係のある事象のうち確率の変化量が予め定められた閾値以上である事象の変化を、第1及び第2の因果モデル間での第1の事象の変化の要因として特定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の時点における複数の事象に関する第1入力データと、前記第1の時点よりも後の第2の時点における前記複数の事象に関する第2入力データを入力する手段と、
前記複数の事象のうち、調査対象の事象と、これと因果関係があるかを分析する他の各事象との関係を示す構造データを入力する手段と、
前記第1入力データと前記構造データを用いて、前記調査対象の事象と前記各事象との間の因果関係の強度を示す第1強度情報を演算する手段と、
前記第2入力データと前記構造データを用いて、前記調査対象の事象と前記各事象との間の因果関係の強さを示す第2強度情報を演算する手段と、
前記各事象について前記第1及び第2強度情報を用いて、前記第1の時点と前記第2の時点との間で、前記調査対象の事象との因果関係の強度の変化量及び前記各事象の起こる確率の変化量を算出する算出手段と、
前記他の各事象のうち、前記因果関係の強度情報の変化量が第1の閾値以上である事象と前記調査対象の事象との因果関係の強度の変化を、前記第1の時点と前記第2の時点との間での前記調査対象の事象の変化の要因として特定する第1の要因特定手段と、
前記他の各事象のうち、前記事象の起こる確率の変化量が第2の閾値以上である事象の変化を、前記第1の時点と前記第2の時点との間での前記調査対象の事象の変化の要因として特定する第2の要因特定手段と、
を具備したことを特徴とする事象分析装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用文献: